17日の米市場はまちまち。FOMCは予想通り0.25%の利下げ、年内など2回利下げ見込み。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

17日の米市場はまちまち。FOMCは予想通り0.25%の利下げ、年内など2回利下げ見込み。

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17日の米市場はまちまちの値動き。

ダウ平均は前日比260ドル42セント高の4万6018ドル32セントと反発。



FRBは17日のFOMCで9カ月ぶりとなる0.25%の利下げを決定。これは市場の予想通り。

今回の決定には一部反対意見もあり、新任のミラン理事がより大幅な0.5%の利下げを主張し、唯一反対票を投じました。

連邦準備制度の見通し(SEP)では、年内残り2回の会合で計0.5%の追加利下げが想定され、来年にも0.25%の追加利下げが見込まれています。

ドットチャートの中央値は年内の利下げ継続を示唆、6月よりハト派的でしたが、FOMC内部でも見解の違いが目立ち始めており、今後の金利政策は引き続きデータ重視の姿勢が堅持される見込みです。


パウエルFRB議長は今回の記者会見で、労働市場や物価動向、経済成長の現状について慎重な評価を示しました。

雇用情勢は明らかに勢いを失っており、失業率の悪化とともに労働市場の下振れリスクが高まっていると認識されています。人材需要は以前ほど強くなく、雇用の伸びは依然として鈍化しているという言及もあり、失業率抑制に必要な雇用創出ペースを下回る推移となっている状況です。

物価については、依然として高止まりが続いています。インフレ率自体はやや上昇しつつあるものの、コアインフレ率の予測も高い水準にとどまっています。サービス価格の抑制が続く一方、モノの価格上昇が目立ち始めています。特に、関税の導入などにより短期的な物価上昇圧力が生じているものの、その長期的な影響については今後の見極めが必要というスタンスです。

経済活動全体は、この半年間で成長の鈍化が明確になっています。特に消費の減速が、GDPの伸び鈍化に影響を与えているとの見方です。今後は金融政策を含め、経済の動向を慎重に分析していく方針が強調されています。

こうした状況を背景に、FRBは労働市場の弱さに対応するため利下げを決定したとのこと。


FOMCの結果公表後にダウ平均は一時500ドルあまり上昇、ドル円は円高方向に動きましたが、パウエル議長の発言があまりハト派的でなかったので戻した形です。




さて今日は寝不足のなかお仕事となるので(もう寝不足きつい…)頑張ります!✨✨投資家としてリアルタイムで値動きを体感することも大事だと思うので、動くタイミングはできるだけ起きていたいです。


本日もよろしくお願い致します🤲より良い1日となりますように。