18日の米市場はまちまち、ナスダックは連日で高値更新。ジーニアス法成立。
Ciao
18日の米市場はまちまちの値動き。
ダウ平均は前日比142ドル30セント安の4万4342ドル19セントと3日ぶり反落。
一方でナスダックは連日で最高値を更新。
トランプ米大統領がEUとの関税交渉について『いかなる合意においても、15─20%の最低関税を課す構えと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が18日報じた。また、合意に達した場合でも、EU製品に対し10%を超える相互関税率を検討しているほか、自動車に対する25%の関税計画も維持する意向という。』(ロイターより抜粋)とのことで、トランプ大統領の強気の姿勢から貿易関税への先行き不透明感が強まった模様。
https://jp.reuters.com/world/us/BV56HNRDUBOSHMA5IQ73RCAK7Q-2025-07-18/
7月のミシガン大消費者態度指数(速報値)は61.8と市場予想に一致、6月の60.7から改善しており、5月の速報値から底打ちして改善が続いています。予想インフレ率は1年先が4.4%、長期が3.6%とこちらと前月から低下し、インフレ懸念も後退。
ただ前日にS&P500が最高値を更新してきており、主要指数が高値圏にあるなかで週末を迎えて持ち高調整や利益確定の売りが出たようです。
またトランプ大統領が18日に米ドル連動のステーブルコインの規制枠組み案「ジーニアス法」に署名、同法が成立したことなどから暗号資産関連銘柄が物色されました。