2日の米市場は上昇。S&P500の9連騰は20年以上ぶり。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

2日の米市場は上昇。S&P500の9連騰は20年以上ぶり。

Ciaoニコニコ


2日の米市場は上昇。

ダウ平均は前日比564ドル47セント高の4万1317ドル43セントと9営業日続伸。ダウ平均の9連騰は2023年12月以来。



S&P500も9日続伸、S&P500の9連騰は2004年11月以来で20年以上ぶりとなっています。

相場の歪みも感じますが…

米中貿易交渉を巡り中国商務省が2日に『米政権は最近、関係者を通じて頻繁に中国に情報を伝え、中国との対話を望んでいると言っており、中国側はこれを評価している』とした旨が報じられているほか、『中国政府が違法薬物フェンタニルの米国への流入について対応できる方法があるかを検討している』(王小洪公安相を米国に派遣する案が浮上している)とも報じられており、米中の対話進展期待、米中貿易摩擦懸念後退が投資家心理の支えとなっているほか、

2日発表の4月の米雇用統計で失業率が予想4.2%に対して結果4.2%と予想通り(前月3月からも横ばい)非農業部門雇用者数13.0万人増の予想に対して結果17.7万人増と予想を大きく上振れ(ただし前回結果が22.8万人増から18.5万人増に下方修正)、平均賃金の予想は前月比0.3%増→結果0.2%増、

前年比で予想3.8%増→結果3.8%増となり、

労働市場の底堅さを示す結果であり景気後退懸念が和らぐ一方で早期の利下げ期待は後退するような内容となりました。

ほかにもたくさん材料がありますので、明日改めて1週間の相場まとめでまとめたいと思います。