【週足チャートで】先週の相場を振り返りましょう。
Ciao
先週の相場を振り返りましょう。先週の米市場で主要3指数は下落。
トランプ新大統領就任を控えてトランプ氏が全世界一律の輸入関税導入に向け緊急事態宣言を検討していると報道されたことや、
デンマーク領グリーンランドについて、購入発言をしたほか(グリーンランドは北極海の氷が溶けたことで重要視される北極海航路の中央に位置しており、ロシア、中国など海上の覇権をかけた交通および軍事安全保障の要所として戦略的価値が高まっています。) 軍事力や経済力を行使する可能性を否定しなかったこと、
「カナダは51番目の州に」とカナダの合併に言及したことなど、就任直後に発表されるトランプ関税や発言に関心が高まっていることに加え批判的な声も相次いでおり懸念につながっている模様。
また2024年12月の雇用統計が非農業部門雇用者数25万6000人増と市場予想の16万4000人増や前月の22万7000人増を大きく上回ったほか
失業率は予想4.2%に対して結果は4.1%、
平均時給は前月比予想と結果が同じく0.3%、
前年比では予想4.0%に対して3.9%の結果と、総じて強い内容で、FRBの利下げ観測が後退。一部では利上げの動きが出てくるのではとの懸念もあるよう。
債券市場では10年物国債利回りが一時4.79%と2023年11月以来の高水準となり米株式の予想益利回りを上回る状況となっており、過剰債務なども影響している模様ですが、株式の割高感が強まっていて相場の重しとなっているようです。
24年12月30日から25年1月10日まででみると日経平均は1090円76銭の下落。先週だけでみても下落しています。
令和7年の大発会は2020年以来5年ぶりの6日新甫です。大発会6日の日経平均株価は、前営業日比587円49銭安の3万9307円05銭と大幅続落。大発会は3年連続の下落となりました。
ドル円チャートも載せますね。
明日の日本市場は祝日で休場となります。