10日の米市場は下落。強い雇用統計を受けてFRBの利下げ観測が後退。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の米市場は下落。強い雇用統計を受けてFRBの利下げ観測が後退。

Ciaoにっこり

10日の米市場は下落。

ダウ平均は前営業日比696ドル75セント安の4万1938ドル45セントと反落。



2024年12月の雇用統計が非農業部門雇用者数25万6000人増と市場予想の16万4000人増や前月の22万7000人増を大きく上回ったほか

失業率は予想4.2%に対して結果は4.1%、

平均時給は前月比予想と結果が同じく0.3%、

前年比では予想4.0%に対して3.9%の結果と、総じて強い内容で、FRBの利下げ観測が後退。債券市場では10年物国債利回りが一時4.79%と2023年11月以来の高水準となり米株式の予想益利回りを上回る状況。過剰債務なども影響している模様ですが、株式の割高感が強まっていて相場の重しとなっているようです。

FedWatchにも変化が。


こちらは今年の年末のFOMC時点での金利予想です。

ぜひ皆様もご自身でチェックを。経済指標発表の前と後にチェックをすると、その経済指標の結果を市場がどう捉えているのかというところを知ることができます。

https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html