11日の米市場は上昇。ダウ平均からインテルが外れてエヌビディアになる…! | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

11日の米市場は上昇。ダウ平均からインテルが外れてエヌビディアになる…!

Ciaoニコニコ


11月1日の米市場は上昇。

ダウ平均は前日比288ドル73セント高の4万2052ドル19セントと4日ぶり反発。



10月の雇用統計では失業率は予想4.1%に対して結果は4.1%、非農業部門雇用者数は予想11.0万人増に対して結果1.2万人増(2020年12月以来の最小の伸び)で前月分も下方修正されており、事前にハリケーンやボーイングのストライキで軟調予想かつノイズが大きいと言われていたことから一過性の要因ととられたよう。

加えてノイズが大きいと考えられていたことで前回が下方修正されるかどうかと失業率に注目が集まっていましたが、非農業部門雇用者数が思ったより悪かったことと前回、前々回が下方修正されたことから今年もう一回は利下げがあるとの観測につながった模様です。

また平均賃金は、前月比予想0.3%増→結果0.4%増、前年比予想4.0%増→結果4.0%増となっており、米経済の堅調さは変わらないと受け止められたよう。


さて決算ですが…

アマゾンの売上高はクラウド事業の売り上げ の伸長などから1589億ドル、純利益は153億ドルとともに市場予想を上回りました。アマゾン・ウェブ・サービスも好調。

ショッピング向け生成型AIチャットボットRufusは先月に米国のすべての顧客が利用可能となっています。

好決算を受けて株価は6.2%上昇。 




一方でアップルの2024年度第4四半期決算では売上高は第4四半期で過去最高となる949億3000万ドルと前年同期比で約6%増となり、営業利益は1806億8300万ドルで前年比7%増益、四半期の純利益は438億7900万ドルと前年同期比約8.5%増と増収増益。

ただ中国での売上高減少が嫌気されたほか最終利益は9月にEUの裁判所が命じた巨額の追徴課税によって36%減と減少。GAFAMで前年同期比で減益となったのはアップルのみです。

アップルの株価は下落しました。

半導体大手のインテルは7-9月期の最終損益が166億3900万ドルの赤字と、3四半期連続の最終赤字。ただ10-12月期の売上高見通しが市場予想を上回ったことで株価は上昇。ただインテルは25年ぶりにダウ平均から外れることに…。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが1日にダウ平均株価を構成する30銘柄で、インテルを除外してエヌビディアを加えると発表。入れ替えは8日からとなります。