【週足チャートとともに】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【週足チャートとともに】先週の相場を振り返りましょう。

Ciaoニコニコ

週足チャートとともに先週の相場を振り返りましょう。

主要3指数は週足で6週続伸しました。

ダウ平均は週間で412ドルの上昇でした。










ラッセル2000はトランプ大統領誕生期待もあるかもしれませんが、

大統領選挙後は内需関連セクターの比率が高い傾向にあり景気動向に敏感な中小型株に政策が追い風となることも多いので注目です。


さて、主力企業による24年7-9月期の決算発表が本格化しています。

全体に好調なスタートといえそうですが、

15日にオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが受注低迷などで2025年通期の業績予想を下方修正し、株価が急落したことからエヌビディアなど半導体株が売られ(SOX指数は5%超の下落)たことや、ダウ構成銘柄のユナイテッドヘルスの通期見通し引き下げも。

米政権がエヌビディア製などAI向けの半導体について国別輸出規制を検討していると報じられましたが、ファウンドリー最大手のTSMCの決算が好調だったことでエヌビディアが最高値を更新。

※エヌビディアは日足です。

また、16日にはモルガン・スタンレーの2024年7-9月期決算で純利益はトレーディング収入と投資銀行業務の手数料収入が予想を上回り、前年同期比32%増の31億8800万ドルと好調。CFOからは良い四半期だがピークではないとの発言もあり、利下げ局面でM&A回復への期待感もあり、他の金融株にも買いが波及。米経済のソフトランディング期待が相場を支えました。

17日引け後にはダウ平均の構成銘柄ではないもののネットフリックスの2024年7-9月期決算ではアジアなどで会員数が増えたことなどから増収増益で市場予想を上回ったことから、週末に同社の株価が11%超の上昇となり、投資家心理が上向いてハイテク株の追い風にもなったよう。

週末18日の米市場は上昇。ダウ平均は前日比36ドル86セント高の4万3275ドル91セントと小幅ながら3日続伸し、連日で最高値を更新しました。S&P500も前日比23.20ポイント高の5864.67ポイントと上昇し、4日ぶりに最高値を更新しました。ナスダックもエヌビディアやアップルの上昇を受け史上最高値更新を試す値動きとなっています。


また中東情勢の緊張の高まりを背景に安全資産とされる金を買う動きから金が高値を追う展開に。インフレ資産としても金はポートフォリオに入れておく価値があると個人的には考えます(私個人としてはETFで購入、CFD取引もしています。)。



先週の日経平均株価は週足で624円05銭の下落。

40000円台を一時回復する場面もありましたが、27日に投開票を迎える衆議院議員総選挙を控えて自民党の苦戦、単独過半数を割り込む可能性も指摘されていおり、売買代金も低調で政権の先行き不透明感から買いが見送られている様子。政策期待への買い、とはいかないようです。

ドル円は1ドル=150円を回復する場面も。

大統領選挙で大統領決定後は円安に動く傾向があるので覚えておいてください。


ではでは、明日からの相場でもよろしくお願い致します🤲