東京セミナー聴講メモ② ispace(9348)さま
続いてispace(9348)さまの聴講メモを共有します。
月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業です。昨年4月12日に東証グロース市場へ新規上場すると初値は公募価格の約4倍となった話題性のある銘柄といえます。
月へ荷物を運ぶ月着陸船と月面探査車を開発しており、ミッション1として2022年に営利企業で初めて月着陸船の打上げに成功しました。
ただミッション1ではロケットの月面着陸が失敗したと伝わると株価は軟調に。
2度目の挑戦となるミッション2は今年冬の打上げ予定。ミッション1とミッション2が研究で、ミッション3から収益フェーズとのことで、売上を伸ばすこと、コストを下げることで収益を出していく模様です。ミッション3では30キロから300キロ、そしてその先は500キロと運べるものを増やしていくことも収益化のポイント。ゆくゆくはデータ集積→水事業と進出していきたいと伺いました。
国策銘柄かつ、宇宙開発には月を経由する方が合理的との話もあり、壮大なヴィジョンをセミナーで真摯に伝えてくださったのが印象的でした。
月の輸送に関しては国内の競合がないとのことで補助金期待も…(宇宙船基金など)
日本の技術力や挑戦する企業を応援したいという気持ちになったとの声も聞きました。投資の本質のひとつだと感じました……!
余談ですが個人的に考えるテンバガーの条件におおむね合ってることでも注目しています。
↓参考までにテンバガーになりやすい銘柄の条件(三井調べ)をシェア。
できれば上場してから3年以内(最低10年以内)で新興市場か地方市場
増収率が高成長、業績が急拡大、または急拡大が予想されるもの
低位株(株価500円以下目処) →これよりは高いですが
時価総額が低い(300億未満)
事業内容がわかりやすい会社、イメージの湧きやすい会社
競合が少ない新興の産業やベンチャー企業
旬のテーマや話題性のある企業か政策関連
有利子負債が少ないもの
メモベースで恐縮ですが参考になれば幸いです。