8月1日の日経平均は4営業日ぶりに大幅反落、急速な円高進行が嫌気される。
Ciao
8月1日の日経平均株価は、前日比975円49銭安の3万8126円33銭と4営業日ぶりに大幅反落。
日銀は31日に政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決定したことに加え、植田総裁の記者会見ではさらなる利上げを否定しませんでした。
FRBは政策金利を8会合連続で5.25〜5.5%に据え置きました。パウエルFRB議長の発言では、早ければ次回の9月会合で利下げを行う可能性あると言明。
日米の金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進行し、31日のニューヨーク外国為替市場では一時1ドル=149円台後半と、約4カ月ぶりの円高ドル安水準をつけました。
日銀金融政策決定会合から急速に円高進行し、今日は一時1ドル=148円台まで値上がりしたことや先物の下落からリスクオフの流れが強まり、プライム市場では売買代金が6兆円を超え商いが活況ななかでプライム全体の94%の銘柄が下落するという全面安商状に。主力株をはじめ広い範囲に売りが広がりました。
日本株は日銀の利上げ発表によって冷水を浴びせられた形ですね。
短期的にはあまり楽観的に見ないほうがいいのかと思います。夏は海外投資から資金も入りにくいですし。
トピックスとしては市場介入を指揮して「令和のミスター円」とも呼ばれている神田前財務官が、
金融・国際経済担当の内閣官房参与に任命された模様です。(色々なご意見があると思うので個人的な考えは差し控えます。)