再びイエレンFRB議長の講演の話題 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

再びイエレンFRB議長の講演の話題

今日の日経平均株価は、
前日比13円60銭高の1万5534円82銭、
東証株価指数(TOPIX)は0.91ポイント高の1285.92と、
ともに反発しました[みんな:01]
ドル・円は、東京株式市場が上げ渋る展開となっていること、
ドル売りオーダー(104円20-50銭)などで上げ渋る展開に[みんな:02]
出来高は20億5155万株でした[みんな:03]
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今日は再び22日のジャクソンホール・シンポジウムでのイエレンFRB議長の講演の話題です[みんな:04]
「6.2%の失業率で示されているよりも、米国の労働市場の実態が弱いことを裏付ける証拠として、賃金の伸び率が小幅に留まっている」(ハト派)と述べて、
低金利政策を維持する論拠としました[みんな:05]
しかしイエレン議長率いる米連邦準備理事会(FRB)は思ったほどハト派ではないとの認識が広がっているようです[みんな:06]
「労働市場の回復が想定よりも早ければ、利上げが早く実施され、追加利上げのペースも速まる可能性がある」(タカ派)とも述べており、
「しかし(but)」が20回もある、
煮え切らない講演だったようです[みんな:07]

イエレンFRB議長は、
懸念材料として「ペントアップ(抑圧された)賃金デフレ」を挙げています[みんな:08]
「ペントアップ賃金デフレ」とは、
リセッション(景気後退)とその後の景気低迷期に、
雇用者は、従業員の士気を保つために賃下げを控えることで、
賃金は高めに推移し、景気が回復し労働市場が回復しても、
賃上げを迫られない可能性、のことです[みんな:09]

リセッション(景気後退)では、賃金デフレは無く、
景気が良くなり、失業率が低下しても、賃金インフレは無いが、
いつか突然、賃金が上昇する可能性がある可能性もあるとのこと・・・[みんな:10]

ちなみに米テーパリング(量的緩和縮小)の終了が10月に迫っているとはいえ、
米利上げは早くとも来年半ば以降との見方が多くなっています[みんな:11]

先輩アナリスト小中さんの記事もアップされましたので、
投資の参考にされてみてくださいね。
■小中優の銘柄選定:値上がり率ランキングから物色の流れを読み取る
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20140827-00935020-fisf-stocks