ブラジルで政権交代期待

今日の日経平均株価は、
前日比47円01銭安の1万5539円19銭と、
10営業日ぶりに小反落しました
エレンFRB議長講演待ちで上値の重い展開になるなか、
直近の株高による過熱感なども意識されたようです

さて今日は先輩アナリストさんに伺った、
ブラジルで政権交代期待が高まっているという話題です
ブラジル社会党（PSB）エドゥアルド・カンポス氏の事故死を受け、
政権交代への期待が萎縮していると報道されていましたね

マリナ・シルバ元環境相が出馬表明
ブラジルにおける政権交代期待が高まっています
ブラジル社会党（PSB）のエドゥアルド・カンポス氏の事故死を受け、同党に所属しているマリナ・シルバ元環境相は20日、
指名を受け入れ、大統領候補への出馬を表明しました

世論調査会社Datafolhaが発表した最新調査では、
10月の大統領選挙の第2ラウンドで、
PSB所属のマリナ・シルバ元環境相の支持率が47％となり、
ルセフ大統領の43％を上回るという結果が示されました
これはカンポス氏の事故死の後に発表された最新調査となり、
野党側が優勝する確率が急速に高まっています

現政権の失策や過干渉などが景気低迷の一因だとみられ、
政権交代が株式市場にとって好都合だと指摘されています
なお、ブラジル株式市場は21日までに6連騰し、
終値ベースで2013年2月以来の高値を更新しています
とはいえ経済政策に関する手腕が未知数のシルバ氏への懸念も高まっているようです