米6月雇用統計の影響は？

今日の日経平均株価は、前日比21円68銭安の1万5348円29銭で終了
今日発表予定の米6月雇用統計への期待感が下支え要因になりつつも、
様子見のポジション調整的な売りが優勢になったようです(・ω・)ノ

三井智映子のeワラント対談
もうチェックして頂けましたか？
マック赤坂さんが真面目に語る投資の話（≧∇≦）

http://d.reuters.co.jp/features/140630ewarrant/
まだの方は是非

昨日に引き続き、教えて達人に記事を書きましたので、
今日はそれをご紹介したいと思います
http://info.finance.yahoo.co.jp/kabuyoso/article/detail/20140703-35100001-fisy-question-3510
「ECBと米雇用統計、Wイベントの影響は？」

ドル高・株高、ユーロが対ドルで軟化する可能性

2日に発表された6月の米ADP雇用統計は、雇用者数の伸びが2012年11月以降で最大でした。6月の米民間部門雇用者数は前月比+28.1万人で市場予想の+20.5万人程度を大きく上回っています。

市場参加者の間では、「米労働市場の改善は続いており、雇用の見通しはまずまず明るい」との見方が広がっています。産業別では、建設業は3.6万人増加、製造業、は1.2万人増加、サービス業は23万人増加しました。

6月のADP雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、米労働省が3日に発表する6月の米雇用統計に対する関心が高まっています。非農業部門雇用者数は前月比+21.5万人と予想されていますが、予想通りでもドル高・株高の可能性があります。米金利が来年には上昇するとの見通しもドル高予想の材料となるでしょう。

一方、欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁による2年にわたる景気刺激策を受けて、ユーロ導入国の国債が軒並み上昇し、利回りは大きく低下しています。ユーロはここ最近上昇傾向にありましたが、ＥＣＢの理事会を3日に控え、一段と金融緩和を進めるのではないかとの懸念から投資家は慎重姿勢を強めており、ユーロ買いに歯止めがかかっています。1日にはユーロが6週間ぶりの高値から小幅下落しました。

また、フランスのバルス首相は、ユーロは過大評価されており是正に向けてＥＣＢには資産購入望む、とユーロ高をけん制する発言をしています。コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのチーフ・マーケット・アナリスト、オマー・エジナー氏によると、ドラギ総裁が米連邦準備理事会型の資産買い入れへの道を開いたり、行き過ぎたユーロ高に警戒感を示したりすれば、ユーロは再び売りを浴びやすい状況になると述べています。そのことからも、今後ユーロが対ドルで軟化する可能性があるのではないでしょうか