さまよう刃
数年前に読んだものを読み直してみました。
東野圭吾さんのさまよう刃。
当時も私的にセンセーショナルでしたが、改めて感じ入るものがありました。
被害者の遺族側から見た「遺族をないがしろにした現在の裁判制度」にまつわる殺人の話。表現が生々しい、フィクションらしからぬフィクションです。ニュースで流れる未成年者の犯罪が思い出されます。
現在の未成年者を保護する法律、裁判の側面を見事に捉え、ジレンマと理不尽さについて考えさせられます。
真摯に取り組んでいる裁判関係の方々の努力、導入される裁判官制度などにより、少年法をはじめ色々な法律の矛盾点や不備が少しでも良い方に変わっていくことを祈らずにはいられません。
逆に東野さんの著書、手紙では、犯罪者の弟の視点からの苦しみが描かれています。…加害者と被害者、全てを善悪だけで判断できるわけではないんだよなぁ…と両作品を通して感じました。
本当に色々考えさせられましたm(_ _)m
是非読んでみてください。
東野圭吾さんのさまよう刃。
当時も私的にセンセーショナルでしたが、改めて感じ入るものがありました。
被害者の遺族側から見た「遺族をないがしろにした現在の裁判制度」にまつわる殺人の話。表現が生々しい、フィクションらしからぬフィクションです。ニュースで流れる未成年者の犯罪が思い出されます。
現在の未成年者を保護する法律、裁判の側面を見事に捉え、ジレンマと理不尽さについて考えさせられます。
真摯に取り組んでいる裁判関係の方々の努力、導入される裁判官制度などにより、少年法をはじめ色々な法律の矛盾点や不備が少しでも良い方に変わっていくことを祈らずにはいられません。
逆に東野さんの著書、手紙では、犯罪者の弟の視点からの苦しみが描かれています。…加害者と被害者、全てを善悪だけで判断できるわけではないんだよなぁ…と両作品を通して感じました。
本当に色々考えさせられましたm(_ _)m
是非読んでみてください。