【首が痛くなる姿勢“上位交差症候群”とは?】
前回は、首周りの痛みやコリを勘違いして揉んでるばかりは危険だということ、そして
首周りを痛くする主な原因として頭が前に出て首に多大な負荷をかける“上位交差症候群”という特徴的な姿勢をご紹介しました。
では、その“上位交差症候群”をもう少し詳しく紐解いてみましょう。
見た目は写真のように顎が上がり、頭が前に偏位しています。
この状態では、胸の前側にある
・大胸筋
・小胸筋
そして、肩甲骨の上側にある
・僧帽筋上部
・肩甲挙筋
などの筋肉が硬くなってしまいます。
また、それに合わせて
首の前深くにあり首を前に倒す
・頸部深部屈筋群
また、肩甲骨の真ん中から下側にある
・僧帽筋中部や下部
などが、弱くなってしまいます。
こうして、硬い筋肉、弱い筋肉が交差上に発生することから上位交差症候群と呼ばれています。
となると、この筋肉のアンバランスを解消させなければなりません。
その方法が
→肩甲骨上部から首にかけてのストレッチ
→胸の前側のストレッチ
そして
→首の前深くの筋肉の活性化
→肩甲骨の真ん中から下側の筋肉の活性化
となります。
さて、これはこれで顎を引いて頭の位置を整えることができますが、これを浅く鵜呑みにすると…
「胸を張って、肩を下げて、顎を引けばいいんだ!」
なんてことになりがちです。
しかし!
胸を張って肩を下げることが、果たして本当に首にとって良いことなのでしょうか。
確かに上位交差症候群は、肩が前に出て、上に挙がりますので、その逆をすることは間違いではないのですが…
実は、そこには危険な落とし穴があります。
それは一体…次回にご説明します。
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神田 光浩
