先日某会で独立行政法人 情報通信研究機構というところを見学致しました。
アレンジ戴いたのは元市長と国会議員を歴任されましたT様です。
何時も地元そして国民の為に、骨を折られていらっしゃる偉大な方です。
こちらでは、 リスクが大きく、商業化が難しい、時間がかかる研究をされているところで、民主党の事業仕訳の対象にもなった、独立行政法人です。
具体的には
ウィルスアタックの状況をリアルタイムに把握、分析し、その対策ソフトを開発したり、
日本標準時刻を原子時計で管理したり、太陽の状況を観察し、宇宙天気の予報をしたりと、
見学する迄、一見私みたいな素人には何の為にやっているのかわからないものでした。

見学してみて、
一企業だけで出来ない、大企業のデータがサイバーテロに合わないような対策ソフトを開発したり、
どの国からサイバー攻撃を受けているのかを監視し、国家情報の漏洩に対する予防に役立てたり、
世界標準時決定の為の必要な情報を提供したり、
太陽の黒点の状況を監視し、日本の気候予測に役立てたりと、
時間は掛かれど、確実に日本国民の安全と繁栄に貢献する事をやっておられる所であると、認識を新たにさせられました。
サイバーアタックは、意外に欧州(東欧)が多く、その他は中国、台湾、韓国、米国、英国からされている件数が多い事、
時間は地球の自転ではなくて、原子の振動により10のマイナス13乗の単位で決められている事
太陽の黒点の活動周期が15年で、その影響により地球の気温への影響がある事
など大変勉強にもなりました。
私はこの見学を通じて、藤原正彦氏著の「国家のけじめ」にも同じ事が書かれていた事を思い出
しました。
氏曰く、「自由な発想でじっくり雄大なという本来のあり方が、成果主義に駆逐されつつある。」
「役に立たない事を大切にする。という、高邁な精神が市場原理主義の進展と共に、物質主義や金銭崇拝にとって代わられている。」
「もっぱら役に立つ分野に力をいれ、工業的に急発展している国々は多いが、これらの国は近い将来技術、経済大国になる見込みは低いと断言できる。何故ならば、画期的な技術が開発される可能性が低く、好調が長続きしないからである。」とありました。
文字どおりそれを肌身で感じた見学となりました。
