生まれて初めて五輪金メダルをとりました!!
と言いましても手に取りました。
勿論未だ、冬季五輪は開幕しておりません。
可能性がある種目はゴルフですが、
次のロンドン五輪の2012年。ましてやまだ公式競技としては
認められていません。という冗談はさておき・・・・・・
実は昨日、体操金メダリスト塚原光男さんの講演を拝聴しました。
塚原光男さんは1947年、私と同じ12月生まれ。
五輪では1968年メキシコ、1972年ミュンヘン、1976年モントリオール
の3大会の体操競技に出場。モントリオール五輪で体操・団体総合で
5大会連続金メダル獲得という偉業達成に貢献。
得意の鉄棒では【月面宙返り】、跳馬では【ツカハラ跳び】という
新技術を開発、何と獲得メダル数は金5個、銀1個、銅3個の合計9個。
まさに超人でございます。
現在は後進の指導にあたられており、(財)日本体操協会副会長の重責を
も担ってらっしゃいます。
氏の長男である塚原直也氏も2004年アテネ五輪で体操団体金メダルを獲得。
恰幅がよく、なんとも凛々しいお方で、非常に聞き取り易い声が個人的には
印象に残りました。
写真の金メダルはそのモントリオール団体総合で獲得されたそれでござい
ます。実はメダルの金は無垢ではないとの事。(アマチュア規定に抵触
しない為)
でも重かった・・・数kgあるとの事です。氏のご好意で手に持たせて頂きました。
講演では、モントリオールで5連続金獲得にいたる迄の裏話、気持ちのうつろい
を聞かせていただきました。
競技前の突然の盲腸、競技途中での骨折による日本チーム選手の2名の離脱、
ロシア人による競技の順番の恣意的変更等、当時の新聞でも神風が吹いたと
書かれたくらい、逆境からの強運があったといいます。
ロシア0.1ptリードでむかえた最終競技・・・
最終競技者塚原氏による得意の鉄棒!! 9.5ptsで逆転金メダル。
緊張に押しつぶされそうになったが、この場で競技が出来る嬉しさを忘れないよう
にしようという気持ちで競技に入る。
得意の月面宙返り、いつもより早い眼の前の景色。
まずい・・・・着地が危ない・・・頼む・・・・
と思いつつ最後の着地でみた青いマット、着地出来る!!
着地、決まった!!
その後氏が両手を高く突き上げた瞬間
普通はやった!!と思うのだそうですが、自身の金メダルへの自信からか
やっと終わった・・・と思ったそうです。
結果は何と9.9pts獲得で0.6pts差でロシアを逆転。金メダル獲得でした。
私がこの講演で一番印象に残ったのは、
残り1%の少ない可能性にかける努力と執着心、それが運を呼ぶと言う
事。本当に普段からの心がけ、努力と行動、大切ですね。
また、
日本人特有の相互信頼と和をおもんずる心、
自身の性格の強みと弱みを知り、新物好きである性格からくる新技術への
こだわり。
まさにこの姿勢は日本のなせる物づくりへのこだわりと相通ずるものがある
ではありませんか?
こんな事を吸収した一日でした。
いい話を聞いたなぁと思い、
その後はある会社のt社長さんと西麻布で懇親を深めました。
気がついたら0時をまわっておりました。
金を落としてしまった・・・・・
しまった、運を落としてしまった・・・・・
とうよりか日本の消費に貢献したと前向きに考えよう!!
店を出で、春一番を思わせる生暖かい風を浴びながら
明日からは真面目に一歩一歩やろうと、あらためて身を引き
締めコートを羽織り、帰路に着いた私。
