台所、山のように積まれた洗い物を前に、嫁がため息をつきながらボソッと、


「洗い物したくないわ、、。」


嫁の小さな小さな呟きが、かすかに僕の鼓膜を揺らす。


そこから始まる葛藤。


天の邪鬼な俺VS素直な俺


素直な俺「俺が洗い物するわって言え!」


天の邪鬼な俺「ここで動いたら負けやぞ!」


素直な俺「洗い物くらいパッと手伝え!」


天の邪鬼な俺「めんどくさいぞ!やめとけ!」


そんな会話を10ターンくらい繰り返し、


今回は素直な俺の勝利。


黙って立ち上がって台所に向かい、スポンジを手に取る。


そこですかさず嫁が狙ったように、


「洗い物手伝ってくれるの!?めっちゃ嬉しい!ありがとう!」


感謝のタイミングがベスト過ぎて、逆に天の邪鬼な俺が顔を出す(笑)


天の邪鬼な俺「うん?計画通りか?」


でも今回は素直な俺が強かった!


素直な俺「計画通りやったとしても、素直に手伝えばそれで幸せやんか。」


というわけで、素直に洗い物を手伝うことができました。


上山光広ネットショップ 



素直になる練習



日々、素直になる練習です。


子どもの頃、「お手伝いすればお母さん助かるよな。」と思いながら、お手伝いすることができませんでした。


お母さんに優しくしたいと思えば思うほど、反対の行動を取ってしまうんです。


修学旅行で買ってきたお土産(湯のみ)を素直に渡せばいいのに、


それができず気づけばでっかいハリセンで思い切りお母さんの頭をはたいてました(笑)


気絶するくらいキレられました。


『優しさをただ表現する』


これだけのことが僕にとっては異常に難しいんです。


妖怪人間が言いました、


「はやく人間になりた~い。」


寸分狂わず同じ気持ちです(笑)


素直になる道は果てしないですが、


マラソン同様、コツコツやっていきます!



いつも、ありがとうございます!



世界で一番走る書家 上山光広のmy Pick