学生の頃、昼食代をケチるため、駄菓子屋でビックカツを買ってきて、
「これはおかずや!」って言って空腹を満たすアホな友達がいましたが、
ビックカツは駄菓子です。
子どもの頃ハマったもの
子どもを引き連れてコメダに来てますが、子ども達は鬼滅の刃の塗り絵に夢中です。
「塗り絵の何が楽しいねん!」
僕の心の声ですが、思い返せば僕も子どもの頃、ドラゴンボールの絵を模写することにハマりました。
気が狂ったように描いた結果、フリーザはフリーザよりフリーザでしたし、クリリンはクリリンよりクリリンでした。つまり僕は鳥山明より鳥山明でした。
まわりが算数の授業を真面目に受けてる時も、僕は模写に狂ってたので、
よく友達に、「何の為にやってるの?」って聞かれたのですが、僕は、「念の為。」と答えてました。
その念が実ったかどうか分かりませんが、それから10年後、僕はまさかの書家になります(笑)
それで実際に生計を立ててしまうのですから、キツイ冗談です。
でも書家になって役に立ったのが子どもの頃にハマった模写でプロの漫画家の絵を真似て真似て真似た結果、
知らず知らずの内に筆文字のバランス感覚が身に付いていたようで、ここまでマジで筆一本で生きてきました。
いよいよキツイ冗談です。
何の為にやってるの?
その時は意味も分からずやってるようなことが将来をつくることもあって、
写真の筆文字は3万円で書かせていただきましたが、
狂ったようにしてた模写は、いつしか筆文字になり、価値が付きました。
高校受験で嫌々やった因数分解は僕に1円も持たらしてくれてませんが、
小学生の頃、好きで好きでたまらなかった模写は今や僕だけでなく僕の家族まで養ってくれています。
好きをとことん
何でもいいから、「好きをとことん。」それが、僕が子どもに送る唯一の教育です。
コメダで狂ったようにした鬼滅の塗り絵がいつか何かに繋がるんです。
大人は優しく、「これが役に立つよ。」と、教育(国語算数理科社会)を用意してくれますし、それも必要ですが、
そもそも、自分を生かすために必要なことは、大人だろうが子どもだろうが、すでに自分が知ってるんです。
まわりに、「何の為にやってるの?」って聞かれても、
適当に答えておいて、自分は自分の好きをとことんやればいいと思うんです。
今は、どこに繋がってるか分からないような点でも、夢中になって打てば、それは必ず未来に繋がるんです。
さて、今日も走って、点を打ってきやす。
いつも、ありがとうございます!今日もあなたの人生が絶好調に幸せでありますように☆