出れんの!?スパソニの一般投票も終わり、少しゆっくりさせていただいてました、

最終日はFacebookの投稿が50シェアを越えるなど、お祭り騒ぎで幕を閉じました!

二次審査合否の発表は6月25日なのですが、その日までゆっくり待とうと思います。

【嫌なことに断固NOを言う覚悟】

今日はこれをテーマにブログを書きます、

出れんの!?スパソニの一般投票を含め、自分の活動や仕事が面白くなってきたのは最近で、ここ3年くらいの話です、

仕事を心から楽しめるようになると、自分の元にやってくるオファーの質もグンと上がったように思います、



logicool最高峰のマウス、MX MASTER3の父の日限定ギフトボックスの広告の筆文字を書かせていただきました、


ヨドバシシカメラやビックカメラのサイト、各SNSの広告で、たくさんの方に見てもらっています、

このようにここ数年で仕事のオファーの質が実際に上がったのですが、

いくつかあるきっかけの1つをシェアさせてもらえればと思います。

【自分の価値を上げるのは何をやるかでなく何をやらないかだった】

僕のようなフリーランスはいとも簡単に値切られたり、無料で書いてくれへん?って言われます、

で、そういう人に限って、「誰かお客さん紹介するから。」とか、馬に人参をぶら下げてくるんです、

当時の僕は断る勇気もありませんでしたし、もしかしたらチャンスに繋がるかもと思い、

嫌な気持ちを抱えながらも、無理矢理、自分を納得させて、そんなオファーを受けてたんです、

でもね、そんなオファーを受け続けて小銭を手にし、いつかやってくるチャンスを待ち続けたのですが、

そんなチャンスは何年たってもやってきませんでした、

それどころか自分を犠牲にしてオファーを受けるのが当たり前になって、

いつしかあれだけ好きだった書く仕事が大嫌いになっていました。

【勇気を出して断り始めた】

当時は多いときに1日に30件近い作品依頼がありました、すべて値切られた価格です、

ただ僕は受けた依頼については、絶対に手を抜くことなく、毎回ベストを尽くすと決めて作品を書いていました、

ですがある日こんなことがあって、その気持ちがプツンと切れてしまったんです、


僕は写真にあるように、色紙の上に大きく名前を書いて、その下に言葉を書いていきます、

その日も受けた依頼の作品を一生懸命、書いていた時、先方から連絡がありました、

「届いた作品の名前が間違っていたので、書き直してもらえますか?」と、

僕は、こちらのミスだと思い、「すいません!すぐに書き直して発送させていただきます!」と言ったのですが、

どうやら間違ったのは先方で、僕の作品を贈る顧客の名前を最初から間違えて僕に伝え、作品依頼をしていたんです、

こういったこと自体、まれにあることなので、仕方ないと思うのですが、

制作者の僕からすれば、一文字一文字、心をこめて書いてるので、書き直しはダメージが大きいんです、

もう一度、気持ちを持ち直して書かなければいけません、

ただ、一度や二度ならいいのですが、こういったことが何度も起こるんです、

最後、「お金払うからもう一回書き直して。」って言われた時、プツンと気持ちが切れて、

「もうあかん、断ろう。」と決意し、その作品依頼をお断りさせていただきました。

【安いほど依頼は雑になる】

「間違えても、もう一回、お金を払って頼めばいい。」

こう思われてしまうのも、価格が低いからです、一回の作品依頼に100万円かかるのなら、こんなことは絶対に起きないんです、

そんなことを踏まえた上で、その時以来、僕は、低価格の仕事はすべて断るようにしました、

最初、せっかくの依頼に対して断ることは勇気がいりましたが、

これ以上、自分の仕事を嫌いになりたくないという一心で低価格の仕事はすべて断ってきました、

そうするとその辺りから、自分の作品の価値を理解してくれる人が増えてきたんです。

【自分の価値を上げてくれたのは、何をするかでなく、何をしないかだった】

【何をするか】でなく、【何をしないか】を決めてから、

自分の価値が理解されるようになってきたと思います、

僕の肌感覚ですが、優しい人ほど安請け合いしてしまうように感じます、

人の財布事情を勝手に思いやったり、人を喜ばせたいっていう気持ちが働くのだと思います、

ですが、僕の経験上、そこに、

作品を依頼する側、される側、双方の幸せはありません、

どちらかが少しでも犠牲になってる案件は、長続きしないですし、必ずひずみが出てきます、

だから、本当に互いを思いやるのであれば、断固NOを言う厳しさをもったほうがいいと思います。

【最後に】

自分の価値をあげるのは、「自分は価値のある人間だ。」と念仏を唱えるように言い聞かせるのではなくて、

自分の商品や作品を自分の納得する値段で販売することだと思います、

残念ながら、あなたの価値を率先して守ってくれる人なんていません、

あなたの価値を守るのはあなたしかいないんです、

あなたも僕も決して安い人間ではないんです。

今日もあなたの人生が絶好調に幸せでありますように☆

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