医者に行くのも、

進学するのも、

サッカーするのも、

金がかかるかかる。

それらのお金を稼ぐために朝早くから夜遅くまで働く母を見て、

小さな僕が決めたこと。

それは、

「お母さんに迷惑かけたらあかん。」

「お母さんに心配かけたらあかん。」

この二つ。

だから、素行不良は一切なかった。

髪を染めたり、

タバコを吸ったり、

母が嫌がることは一切しなかった。

でもその頃くらいからかな、、。

母との間に見えない壁ができたのは。

別に母が嫌いとかそんなんちゃいますよ。

母のことは生まれてからこの方ずっと大好きです。

でも、小さい頃のように嬉しいことも悲しいこともすべてを分かち合う関係ではなくなったのは確かです。

男やし、

それが普通なのかもしれないけど。

でも今、大人になって思うのは、

母と昔のように嬉しいことも悲しいことも何でも分かち合える関係が欲しいということ。

そしてそれを創るのは自分だということ。

多分ね、

小さい頃に僕が決めた、

「お母さんに迷惑かけたらあかん。」

「お母さんに心配かけたらあかん。」

これらは僕の大きな勘違い。

こんな言い方したら誤解を招くかもしれんけど、

母からすれば、

「もっと迷惑かけて欲しかった。」

「もっと心配かけて欲しかった。」

早い段階で自立して何でも一人でやる自分。

高校受験も学費の高い私立には絶対に行ったらあかんと思い、

必死に公立受験を頑張った。

外食に行ってもいつも頼むのは一番安いきつねうどん。

サッカーの試合の交通費をもらうのでさえもためらった。

母が悲しむことは黙っておく。

母が喜ぶことは報告する。

それがええこと。

それが正しいこと。

そう思ってここまで来たけどね。

どうやらそれは僕の勘違い。

なので、

そろそろ、

「お母さんに迷惑かけたらあかん。」

「お母さんに心配かけたらあかん。」

この勘違いから来るすべてを手放します。

そして、僕が保育園に通ってた時のような母との関係を改めて創るんです。

まぁ、お母さんびっくりすると思うけどね(笑)

34のオッサンの母への愛の告白です。

ここだけは絶対に後悔したくないからね。

今日もあなたの人生が絶好調に幸せでありますように☆