僕の妻はほとんど花を買いません。

「なんで?」って聞くと、

「枯れる時、悲しい気持ちになるから。」

らしいです。

そう、僕の妻は花を買うとき、花の美し さだけでなく、枯れる時の切なさも買ってるようです。

これって人生と同じやな~、と、深いことマニアの僕は一人、うなるわけです(笑)

お花の美しさを買うためには、お花が枯れる切なさも買わなければいけません。

人との出逢いがあれば、別れがあり、挑戦があれば失敗があります。

どちらか一つだけ買うことはできません。

選択できるとすれば、美しさと切なさのすべてを買うか、すべてを買わないか。

どちらを選択しても自由ですが、僕は妻にいつまでもイキイキしててほしいので、

どちらも買いなさいと言いたいです。

悲しみあっての喜び。

旦那の嫌いなとこあっての好きなとこ。

片付けが苦手な部分あっての面白い僕なんです。