愛の妙薬の公演、本日幕が上がり、僕の組は明日に迫りました。毎回オペラのあらすじを上げて来ましたが今回は多忙過ぎてギリギリになってしまいました。これを読めば愛の妙薬のストーリーはバッチリ👌なはず笑



愛の妙薬あらすじ


登場人物


ネモリーノ:村の農夫で純朴な青年。農場主の娘さんのアディーナが大好きで、でも馬鹿な自分では釣り合わないと思っていて、毎日ため息ばかりついている。


アディーナ:村の農場主の娘。頭が良くて裕福で美人。読み書きが出来て村では特別な存在。ネモリーノの事は良い人だとは思っているが恋愛対象では無い。


ドゥルカマーラ:村にやってきた偉大なる医者であり薬の調合師、と言うのは本人談。実際はインチキ薬売りで村人相手にボロ儲けを画策している。


ベルコーレ:村に駐屯する事になった軍の軍曹。惚れっぽくて自身家で、アディーナを見て一目惚れする。名前は【ナイスガイ】と言う意味。本当か…⁉︎


ジャンネッタ:アディーナの友達。村ではアディーナの次に可愛い⁉︎自分に良い恋人探しに勤しんでいる。噂好きで色々な情報を最初に持ってくる。


村人:純朴な農家の多い村。誰も読み書き出来ません。この1日で起きる様々な事に盛り上がってます。


軍人達:ベルコーレの配下。上司に忠誠を誓います。でもベルコーレ心配です。大丈夫かなこの人…。


ネモリーノのおじさん:物語には出てこないけど重要な人物。超金持ち。いま病に伏せています。



あらすじ


1幕


ここは田舎のある村、農園の広場。忙しく働く村人達は仕事の合間に休憩しています。そんな中、農夫のネモリーノは今日も片想い中のアディーナの事を見てため息をついてます。


「なんて美人て可愛いんだろう。見れば見るほど好きになっちゃう。でも彼女は学があるし勉強もできる。馬鹿な僕には釣り合わないや。はぁ…。」


その時本を読んでいたアディーナは突然笑い出します。読んでいる内容が面白いみたい。農場主の娘であるアディーナはしっかりした教育を受けている為読み書きが出来るのです。この村で珍しい事。休憩中にアディーナに本を読んでもらうのが好きな村人達が話を聞きに集まります。


「ハンサムなトリスタンが冷たいイゾルデに恋をしました。でも望みはありません。そこで彼は魔法使いを訪ねて“愛の妙薬“を与えてもらいました。その薬を一口飲むとイゾルデの頑なな心は溶けて優しくなりました。一瞬で冷淡な美人からトリスタンの恋人になりましたとさ」


アディーナの話に村人は興味津々。「そんな薬あるんだ!作り方がわかれば良いのに!」と口々に言っています。そこにドラムの音が。進軍する軍隊の行進がやってきます。先頭には軍曹のベルコーレが行進しています。アディーナを見つけたベルコーレは突然小難しい事を言いながらアディーナを口説き始めました。


「ハンサムなパリスが村1番の美人にりんごをあげた様に、君にこの花をあげよう。だが俺はあいつより幸せだ。花と引き換えに君の心をもらえるんだからね。もう君が俺にイチコロなのは当然な事さ、俺は親切だし、軍曹なんだから!どんな美人だって俺には屈服するのさ、だって愛の神の母親だって軍神マルスに屈服したからね!」


何故か自分とアディーナとの関係をギリシャ神話に結び付けて口説いています。パリスとは『パリスの審判』のことで、「黄金の林檎」に「一番美しい女神へ」と書かれたために、三美神の間で揉め事が起こってしまい、問題を解決するためにゼウスは、トロイア王の息子パリスに三美神の中から美しい女神を選ばせたエピソードから来ています。愛の神の母親というのはヴィーナスの事で軍神マルスと恋人関係にあったのでそこを引用しています。


何か賢いっぽい口説き方で村の女の子達は「紳士じゃない?」と好印象。ネモリーノは真っ青。ベルコーレはプロポーズを始めます。「もう俺に惚れてるだろう?いつ結婚する?」アディーナは「私は結婚は焦ってないの」とあしらいますが軍曹はその態度にもグッと来て「しばらく隣の広場で休憩させてもらいたい」と提案。軍を引き連れて退場します。農夫達も仕事に戻りますがネモリーノだけは残り「一言だけ言わせてよ」とアディーナに話しかけます。


アディーナ「あなたいつもため息ばかりね。町のおじさんの所に行ったら?病気で大変なんでしょ?」


ネモリーノ「おじさんの事なんてどうでも良いよ。僕はここを離れられないんだ」


アディーナ「聞いて、あなたは良い人よ、でも私に愛情を期待してもダメ。私は心変わりが早いから」


ネモリーノ「それじゃ僕はどうしたら良いんだ?」


アディーナ「私の事を諦めて」


ネモリーノ「そんなの無理だよ!」


アディーナ「他の場所で恋をしたら?変わらぬ愛なんて無いんだから。私の真似をして毎日恋人を変えるのよ」


ネモリーノ「僕には無理だ。君の顔は胸に刻み込まれてるんだ」


こんな具合で話は平行線でアディーナは行ってしまいました。ネモリーノはしょんぼり。



さて、同じく村の広場にトランペットの鳴る音が。音に連れられて村人達が仕事中断してゾロゾロ出てきます。何だチラシと沢山の薬瓶を持った金ピカのおじさんがやってきてます。そう、彼こそが奇跡の医師であり博士のドゥルカマーラ(笑)村の皆に向かってプロモーションを始めます。


「皆さん、お聞きあれ!我こそは、偉大なる医師にして博学なる博士ドゥルカマーラと申す者!この技量と能力世界中に知れ渡り、あらゆる病を治し、あらゆる者を治療して、病院を空にする!そして吾輩が考案した万能薬を広める為に世界中を回っているのだ。


この薬、70代の虚弱体質の男性に十人の子供を与えた!そこのご婦人、お肌の潤いを取り戻しませんかこれを塗ればシワともおさらば!そこの若い兄さん、恋人が欲しいだろう?この薬、今がお買い得、購入のチャンスですぞチャンス!喘息も虚弱体質もヒステリーも中耳炎も、3大成人病に至るまで全てに効果がございます!今なら超特価価格!1瓶100スクード…」


村人「高〜い」


「むうっ…30…20…ここは皆様のご愛顧に感謝してたったの1スクードでご提供!持ってけ泥棒!」


村人「安〜い!!」


「こちらの香り高い妙薬はヨーロッパ中どこを探しても9リラ以下じゃ手に入らん。しかし吾輩、実はこの地方の生まれ、同郷のよしみで3リラでご提供!はい、ミュージックスタート!」


何だかよくわからない薬はこの達者な弁舌で瞬く間に売り切れてしまいました。超絶怪しいこの先生の薬を見てネモリーノは「先生!先生ならあの秘密の薬を持ってますか?あのイゾルデのやつ…」と話しかけます。「はあ?何…?」とよく聞くと…


ネモリーノ「アレです…その…愛の妙薬ってやつです」


ドゥルカマーラ「あぁ…はいはい、それ吾輩が製造元」


ネモリーノ「本当ですか!?」


ドゥルカマーラ「もちろん!…でも物凄い売れ行きでね」


ネモリーノ「売ってくれるんですか!?」


ドゥルカマーラ「世界中に売りわたっておる。しかし…値段がな(チラリ)」


ネモリーノ「1ゼッキーノしかありません…」


ドゥルカマーラ「ちょうどその値段じゃ(ニヤリ)」


お金の価値が分からないネモリーノは10リラ分の価値がある1ゼッキーノで妙薬を買う事になりました。ドゥルカマーラは手持ちの瓶に古いワインを入れて妙薬だと偽りネモリーノに渡しました。


ドゥルカマーラ「…こんな具合によく振って、気が抜けてしまわない様に素早く蓋を開けて一口飲む!1日経てば効果が出てくるぞ!(1日経てば逃げられるだろ笑)」


ネモリーノ「はい!で、味は…?」


ドゥルカマーラ「絶品!(だってボルドーワインだもん)」


ネモリーノ「先生!先生ありがとう!」


ドゥルカマーラ「おう、良いぞ。(長い事この仕事してるがこんな馬鹿に初めてあったぞ笑)」


この様にドゥルカマーラはお医者でも博士でも無く詐欺師のインチキ薬売りでした。まんまと薬を売りつけたので「色恋を扱う薬は反感を買うから誰にも言ってはいけない」と念を押し、宿屋に帰っていきました。ネモリーノはこれでアディーナの愛が手に入る!と早速飲みます。すると身体の中が熱ってきて良い気分に!(だってボルドーワインだもん)ネモリーノは「妙薬の効果だ!」と上機嫌になります。


そこにアディーナがやって来ますが、いつもはため息をついて、話しかけてくるネモリーノがこちらを無視して上機嫌でいるのが不可解です。ネモリーノは「僕のため息でうんざりさせないように、明日には僕のものになるんだから!」と目を合わせない様にします。アディーナは無関心を装っているネモリーノに、ネモリーノは薬の効き目が来ない事にヤキモキしていますが、ついに我慢出来ずに話しかけます。


アディーナ「私の忠告は役に立ったのね」


ネモリーノ「実際に試してるところさ、あと1日で僕の心は癒される」


アディーナ「それは良かったわね…それじゃ見てみましょう!」


2人が言い合いになっているその時ベルコーレが上機嫌で登場。ネモリーノの態度にムッとしているアディーナはこの軍曹を使ってネモリーノに嫌がらせを始めます。


アディーナ「広場は気に入ったかしら?素敵な軍曹さん」


ベルコーレ「防御が固くって攻めあぐねておりますよ」


アディーナ「もうすぐ降伏するかもしれませんわ」


ベルコーレ「おお!?それはいつ?いつ結婚してくれるのですか??」


アディーナ「6日後に!」


ネモリーノ「6日後だって!ははは!そりゃ良い!」


アディーナはネモリーノに見せびらかす様に結婚の約束をしましたが妙薬の効果を信じるネモリーノには6日後の結婚なんて何にも怖くありません。ヘラヘラ笑い出してベルコーレを怒らせてしまいます。一方でアディーナもいつもと全然違うネモリーノにヤキモキ…。3人で揉めているとジャンネッタを先頭に村の人達と軍人達が登場。辞令を持ってきます。辞令には、明日の朝には出発する旨が書き込まれていました。6日後の結婚には間に合わずベルコーレは消沈しております。ネモリーノは6日後の結婚も無くなりニヤニヤが止まりません。そんな余裕な様子のネモリーノを見て、やっぱりムッとしてしまうアディーナ。ベルコーレの「いっそのこと今日結婚しよう」という言葉を承諾してしまいます。大喜びのベルコーレ、そうなると話が変わってくるネモリーノは大慌てでアディーナに言います。


「お願いだよ、アディーナ。今日だけはダメなんだ。明日まで待ってくれよ、君はこいつとは結婚出来ないんだ。明日になると君は絶対後悔する。僕みたいに苦しむことになっちゃうよ」


ネモリーノの態度にベルコーレはカンカンになって「このバカ!酔っ払ってるのか知らないが、俺が手を出す前にさっさと俺の前から消えやがれ!バーカ!」と手を出す寸前。


アディーナは「この子は勘違いしやすいちょっと変な子なのよ。私が彼を好きにならなきゃと思い込んでるの。私の事が好きすぎておかしくなってるのよ」となだめます。


周りも「アディーナとは分不相応なのに軍曹と張り合おうなんて何考えてんだか」とバカにしています。アディーナは公証人を呼んで結婚パーティーをしようとみんなに呼びかけ、みんなは揃ってパーティーの準備に出掛けて行きます。ネモリーノだけが「ドゥルカマーラ先生助けて!」と狼狽えて一人取り残されて1幕は終わります。


2幕


村の広場、アディーナはベルコーレと結婚する事になり、パーティーが開かれています。ドゥルカマーラも招かれてご馳走に目移りしています。しかしネモリーノの姿がありません。ネモリーノに見せつける為にパーティーを開いているのに姿を見せないのでアディーナはヤキモキ。ベルコーレは大喜びでみんなに幸せをアピールしています。余興でドゥルカマーラがアディーナと歌を披露したり、村人の踊りを見たりしているうちに、公証人が登場し、いよいよ結婚の署名をしに向かいます。村人達もパーティーの片付けをしに行き、


ドゥルカマーラはパーティー会場に残ったご馳走を平らげています。そこにネモリーノが現れ、「今日中に愛されなければいけないんです、今すぐに!先生何とかして!」と懇願します。またカモが現れたので「あの妙薬を飲みなさい、効果を早めたければ追加でもっと飲みなさい」と適当な事を言います。ネモリーノは追加で妙薬を買おうとしますがもう手持ちのお金がありません。お金が無い事を伝えると急に冷たくなった先生。「それでは話は別だ。後でお金を持って吾輩の所に来なさい」とさっさと宿屋に入ってしまいます。絶望するネモリーノ。


そこにベルコーレが登場。彼は結婚を望んでいたアディーナが証明書に記入直前で突然延期を申し入れられたことに困惑しています。「女心はわからん…」そこに落ち込んでいるネモリーノを見つけて「何をそんなに落ち込んでいるんだ?」と声をかけると「お金が無いからだよ!」と返されます。そこで「金がないなら軍隊に入るが良い。20スクード取っ払いだぞ」と勧誘を始めます。20スクード!大金です。ただ軍団に入ればこの村には居られません。ネモリーノは悩みます。


「お金と引き換えに、故郷を、おじさんを捨てるのか…。それでもたった1日だってアディーナが僕を愛してくれるなら命だっていらないんだ」


ネモリーノは決心し、入隊証に記入をして、20スクードを手に入れます。ベルコーレは上機嫌!「よく見たら立派な若者だ!すぐに伍長になれるぞ!(恋敵を雇った気前の良さはポイントあがるぞ)」と二枚舌で喜びます。ネモリーノは「僕を愛してくれるならこれ以上の宝物はない」とお金を手にドゥルカマーラの所へ向かいます。


さて…誰もいなくなった広場にこっそり現れたのはジャンネッタと…村の娘さん達。何やらコソコソ話をしています。


ジャンネッタ「内緒よ…行商人から聞いたんだけど、ネモリーノの叔父さんが亡くなったんだって」


村娘達「えー…」


ジャンネッタ「それでね、叔父さんの持つ莫大な遺産が全部ネモリーノの所に行って、ネモリーノはこの辺りで1番の大金持ちになったのよ…あ、みんな喋っちゃ駄目よ…!」


村娘達「もちろん(嘘)」


と、いうわけでネモリーノは村1番の金持ちになりました。村娘達は玉の輿に乗る為に目の色を変えてネモリーノを待ち構えています。そこに追加の妙薬(古ワイン)をたらふく入れたネモリーノが現れます。村娘達はここぞとばかりに「愛しいネモリーノちゃん!」と入れ替わり立ち替わりネモリーノに迫ります。ネモリーノは勘違いして「これが妙薬の効き目!わかったぞー!」と大喜び!村娘達に連れられて行ってしまいます。


その様子を見ていたのがドゥルカマーラと、アディーナ!アディーナは大きなショックを受けて「これはどういう事⁇」と唖然。ドゥルカマーラは何故か自分の用意したワインが本物の惚れ薬になっていた事に動揺はしていましたが、新しいビジネスチャンスを得たので、「これは、吾輩のなせる業」とアディーナにアピール開始。この状況は自分の調合した愛の妙薬の効果である事、そしてネモリーノは愛する女性の為に軍に入って金を工面して、妙薬を手に入れた事を告げます。


アディーナは「なんて大きな愛!それなのに私は彼を苦しめてたんだわ。純粋な心を」とショックを受けます。その様子を見てドゥルカマーラは「この娘もカモだな…(ニヤリ)」と妙薬を売りつける事にします。セールストークスタート!


「アディーナさん、ちょっと失礼、顔を上げて。吾輩にはわかる。熱がある様だな、そのご様子…もしお望みなら…そなたの病を治す妙薬を持っておる。千人の男が身悶えし、娘共を嫉妬で狂わせ、金持ちを手玉にとり、伯爵や侯爵も思うがままに」


アディーナはネモリーノ以外からの愛情は受け入れないと断ります。ドゥルカマーラは「この薬の効果を否定する気だな」と怒りますがそれをやんわりと否定し


「妙薬の事はリスペクトしていますが、私には私だけの別の妙薬があるの。この瞳で見つめられればネモリーノは他の人を振って私だけのものになるわ」


と自分の瞳こそ愛の妙薬であると言います。ドゥルカマーラは「この小悪魔は吾輩の妙薬よりもよく働くではないか」とタジタジになってしまいます。アディーナはドゥルカマーラの申し出を断り軍曹の元へ入隊証を買い戻しに行きます。


先程、女の子にモテモテになっていた時のアディーナの様子を見ていたネモリーノはアディーナの目に涙が浮かんでいた事に気がつき、感動します


「ひそやかな涙が彼女の瞳に浮かんでた。僕はこれ以上何も望まない!僕を愛してるって事が分かったんだ!ほんの一瞬でもときめきを感じてくれたなら、僕とため息を交わせるなら、僕はもう死んだっていい!神様、僕はもう他に何も望みません!」


そこにやって来たアディーナ。ネモリーノはアディーナからの告白を待っています。アディーナは「ベルコーレから入隊証を買い戻しできた」と告げます。


「受け取って、あなたは自由よ。みんなあなたのことを愛してるわ。賢くて、愛らしくて、真面目なあなたの事を。ずっと不幸でいるなんてありえないわ」


優しい言葉をかけてくれるアディーナ。でも肝心な事は言ってくれません。アディーナは入隊証をネモリーノに渡し「さよなら」と去って行こうとします。ネモリーノはやっぱり愛してもらえないと思い大ショック「それなら、これはいらない!」と入隊証を捨ててしまいます


ネモリーノ「愛してもらえらえないのなら、僕は兵士になって死んでやる!僕には安らぎはないんだ!先生は僕を騙したんだ!」


それを聞いてアディーナは「私が愛してるのはあなたよ、私、あなたが大好き。あなたを幸せにしたいと思っているの。あなたに永遠の愛を誓うわ!」と本当の思いを打ち明けます。2人の気持ちは通じ合ってついに結ばれました。


そこにベルコーレと、軍人達、村人達が登場。2人が抱き合ってるのを見てベルコーレは大ショック!!アディーナに「こういう事になったから、ごめんね!」と言われ「世界中に女の子はたくさん居る。別の娘をものにするさ」と強がります。


そこにドゥルカマーラが現れ「これも全て吾輩の妙薬のおかげ」と最後のプロモーションに入ります。


「この妙薬の中に全てが入っている。健康も、美も、運も、そしてお金も!若返り、精力抜群、食欲増進で金運急上昇!その時皆はこのドゥルカマーラの事を思い出すのです!」


かくして村中の人がこの愛の妙薬を購入し、ネモリーノとアディーナは結ばれて、ドゥルカマーラは街から去って行き幕となります。