怒涛の11月も終わりようやくひと段落ともいかず年末の繁忙期に入っております。今年はたくさんオペラに出演させて頂きました。今月21日に今年最後のオペラ出演をさせて頂きます。

6月もお世話になったオペラカフェマッキアート ×ガルバホールの共同企画オペラに出演させて頂きます。イギリス女王エリザベス1世の生涯を描いたドニゼッティの大作『イギリス女王三部作』の最後の作品《ロベルト・デヴリュー 》にノッティンガム伯爵役で出演させて頂きます。中々上演機会の無いこの作品、演奏会形式とはいえ3作連続で公演する企画にも頭が下がります。昔アリアだけ勉強したこの作品、まさか全曲やれるとは!嬉しい!年の瀬の忙しい中であると思いますが是非お越し下さい!とてもカッコいい、そしてめちゃくちゃ難しいアリア、重唱の数々です!

以下詳細

ロベルト・デヴリュー
2019/12/21(土)19時開演
 
エリザベス1世の晩年を描いた作品。晩年、エリザベス1世は33歳下の第2代エセックス伯ロバート・デヴルー(1566-1601)に寵愛を注いでいました。けれど、デヴルーは1599年のアイルランド遠征に失敗して女王の信頼を失い、その2年後にはクーデターを起こしました。その後、大逆罪でデヴルーは処刑されました。
物語の中では、エリザベス1世はデヴルーを深く愛しています。けれど、デヴルーは親友ノッティンガム公の妻・サーラに心を寄せていました。心変わりを知ったエリザベス1世は、デヴルーを処刑します。自らの手で愛するデヴルーを葬った女王は「私の玉座に墓が建つ」と絶望し、王位をメアリー・ステュアートの息子であるジェームズ1世に譲ることを宣言します。
史実では、デヴルーの処刑から2年後にエリザベス1世は息を引き取りました。そして彼女の死と共に、118年続いたテューダー朝の歴史は幕を閉じました。
 
 
〈キャスト〉
 
エリザベッタ:松岡多恵
ロベルト・デヴリュー:新海康仁
ノッティンガム公爵夫人サーラ:藤田彩歌
ノッティンガム公爵:野村光洋
 
音楽監督・ピアノ:村上尊志

会場
ガルバホール
 
 
チケット
5,000円(全席自由)

御連絡お待ちしてます!