ブログ主の妻です。


無事に四十九日法要を終え、

家族は元気に過ごしています。


遠くから、近くから、色々な形で

夫を想っていただき、ありがとうございます。



さて、どうして私がこのブログを

書いているかと言うと、、、

夫のスマホにブログの下書きのようなメモが

残っていたのに気付いたからなのです。


このブログを書き始めた当初、

自分の記録として、

そしてがんと戦う人の力に少しでもなれたら、

と思って始めたはず。



夫がブログをアップしなかったことにも

理由はあるのでしょうが、

誰かの力に少しでもなれたら、

という思いには合ってるはず!と思うので

少し載せてみることにしました。



このメモを書いたのはおそらく今年の5月頃、

入院中のことかと思います。



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『幸せについて』

僕は40年間癌ではなかったけど、ある意味では本当の意味で人が死ぬという事を40年間知りませんでした。

人間みんないつかは死ぬのだという事を実感してから少し心境、考え方にも変化がありました。


幸せって何だろう?
と考えると「目標を達成すること」とも言えるのかなーなんて思ったりします。

ちょっとせこい考えなのですが、この考え方でいくと人間はその時々できちんとした目標を設定すれば不幸にならないとも言えます。


思い返すと演奏の世界でも今活躍している人は若い時みんな目の前の小さな目標に集中していた様に思います。


さて、今の自分にとっては?

と考えてみたのですが、この短期間で病状の変化によって考える事も変わってきました。

ただ、癌がわかって今まで一貫して一番大切に感じていることは「家族」です。

これは変わらない


広島の田舎育ちというのもあるかもですが、家族がいて子供がいるから自分の血や意志はこれからも続いていくんだなーと思えて不安が激減します。


家族にとっては傍迷惑な話でしょうけど、、、、

でも病気が結局プラスに働いたと思える様な時間を過ごしたいものです。



膀胱癌の時もそうでしたが「最悪を想定する」って物凄く大切だと思ってるんです。



今の最悪は「退院できないまま死ぬ」ですがこれは流石に嫌なので何としても避けますが(笑)


早いと2〜3ヶ月というところでしょうか、、、、


つまり夏には、という事になります


そのつもりで会いたい人にも会って家族の時間もしっかりとって、って考えるとめちゃめちゃ忙しい!



とはいえこれは最悪でありまして未だ長期生存を狙ってます。


スラムダンクの名言で「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉がありますがまさにそれ!

最悪を想定して最後まで諦めない。

大事です!



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ここまでです!夫らしい言葉ですよね?笑


今色々なことと戦っている

誰かに少しでも届きますように!



夫が撮った写真シリーズから1枚♪




追記

ブログアップした日付けがなぜか違う日に、、

2022.12.20(火)アップしました。

明日は2回目の月命日です。