本日は二・二六事件の記念日です🇯🇵
20分でわかる二二六事件の動画を見つけましたので、是非ご覧下さい。
当時の世情を考えたら、起こるべくして起こった事件と言えるでしょう。
殺された人達も、現代で例えるなら、北陸の震災で今なお塗炭の苦しみに喘いでいる国民がいるのを横目にしながら、2億円の万博トイレを作ることを良しとするような、まさに「君側の奸」でありましたから、当然の報いを受けただけだとは思います。
ただ、この動画では、事件の背景に皇道派を思想的に操っていた日蓮主義者らが率いる国柱会という黒幕の存在について全く語られていません。
血盟団事件、五一五、二二六は全てこの国柱会の思惑で起こされていて、北一輝や西田税すら、この思想に毒されていたとする説もあります。まあ北に関しては本質は社会主義者で、皇室や、国柱会の右翼的な思想、軍部などを利用して社会主義革命を起こそうとしていた節すらあると思っています。
国柱会の最も厄介な点は、その最終目標が「天皇の日蓮への帰依」にある点であり、そういう勢力が一連の事件を起こした(起こさせた)ことを昭和天皇は見透かしていたからこそ、即刻断罪の側に付いたのでないでしょうか。
なお、国家社会主義者で国粋主義者の大川周明先生は、国柱会の邪な思惑にいち早く気付き、この運動から早々に抜け出しています。
https://m.youtube.com/watch?v=vPwun-XqBMM