埼玉県もまたまた緊急事態宣言発令へ | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

またしても埼玉県が緊急事態宣言区域となります。今度は8/2〜8/31の約1ヶ月となり、子供達の夏休みは全て自粛期間ということで、去年に引き続き「自粛の夏」となりそうです。
ところで、緊急事態宣言においてお酒と飲食店をホロコーストばりに徹底的に虐待している割には、実は宣言下にあっても旅行や帰省や外出に関する規制が全く無い点には違和感を感じます。「不要不急の外出はやめて下さい」や「都県境を跨がないで下さい」というのは、あくまでお願いベースの自粛要請であって今般の禁酒令のような罰則過料付きの強制ではないのです。飲食店を罰則科料付きでここまで縛っておきながら、他方では旅行や帰省や外出については事実上、完全野放しです。
現に、私の友人や知人も続々と旅行に行っていました。緊急事態宣言地域であるはずの奥多摩周辺や沖縄県であろうとも全くお構いなしで、人でいっぱいだったとのことでした。まあ、五輪の為にわざわざ法改正して無理矢理4連休を作ったのですから、この人流の激増も当然の結果だと思います。
私は立場上、今夏を「我慢の夏」ととらえ、耐え難きを耐えて自粛を続け、仕事以外の不要不急の外出を極力控えた「巣ごもり生活」に取り組もうと思ってはいますが、このような政策的な矛盾や偏りの存在が、国民の自粛の意志を削いでいるのは明らかだと思います。

(今から20〜30行ほどバカなことを書くので、笑いたい方だけお付き合いください)

本当に、どうしても感染者を減らしたいとして、あくまで「都県境を跨ぐな」と言うのであれば、例えば西武鉄道など公共交通機関にも飲食店同様に規制をかけ、都県境(所沢ー秋津間、所沢ー東村山間)を走らせないようにして、飯能駅発や本川越駅発の電車の終点は所沢駅にし、池袋駅発は秋津駅終点、西武新宿駅発は東村山駅終点にするよう命じ、もし鉄道会社がこれ破れば飲食店同様に罰則過料とする。
更に、主要幹線道路も都県境のところで封鎖し、一部流通業除き、一般車は通行止めとする。
また、テレワーク7割を守らない企業にも飲食店同様に罰則過料を科し、出勤で都県境を跨がざるを得ないエッセンシャルワーカーに関しては職場付近に滞在することを義務付けて(シングルマザーの看護師などへの特別保育施策は必要でしょうが)、やはり違反者には飲食店同様の罰則過料を取る。
更に更に、一般の方の外出そのものにも規制をかけて外出を原則申請許可制にし、外出の都度、買い物や銀行などの行程ルートまで書いたものを行政の何処かの窓口に提出して許可が出たら外出可能とする、と。それ以外の無許可の外出はやはり飲食店同様に罰則過料を取る。。。

、、、もうなんだか書いてて本当にバカらしくなってきましたが、ここまでやるのであれば、、いや、ここまでやってこそ初めて、現在飲食店に求めているような罰則付きの禁酒令を出すことに正当性が出てくるのであろうと思います。逆にいえば、ここまでやらないのであれば、今の飲食店に求めているような規制はやってはいけないということですし、そもそも飲食店に対する罰則過料付きの禁酒令などということ自体が、上に列挙した20〜30行程の「バカなこと」と同等のレベルのくだらない規制だということに気付くべきなのです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210730/1000068062.html