感動をアリガトウゴザイマシタ。そしてオツカレサマデシタ!













育休中につき、ずっと家にいたのでずっと観てました。



金メダルを有望されてた選手が「まさか、、、」という展開が多い印象でした。それもまたスポーツ。てかメディアが煽りすぎな気がします。



陸上男子短距離にも同じことが言えた今大会。。



個人種目(100、200)は、全員が予選敗退。。。

メディアは、◯◯年ぶりの決勝進出へ!と煽りに煽った。今年6月に、山縣選手が9秒95を打ち出して日本記録を塗り替えたのもあって、期待が一気に高まったのは無理もない。しかし、よく考えてみてほしい。当該記録は公式記録とはいえ、追風2メートルという好条件下で出たもの。しかもその一回きり。日本人選手でも他に9秒台を出した選手が何人かいるが、いずれもその一回きりだ。コンスタントに9秒台で走れているわけではない。



末續氏が語っていた、

オリンピックや世界選手権は記録会ではない的な。



足が速い = 勝負強い  ではないんだなと。











そしてリレー。

背水の陣的な感じで臨んだ予選。

やはり精彩を欠いていたように見えた。

2~3走間は詰まっていたし。



なんとか着順(3着)で進めたものの、4着(フランスだったかな?)とは僅差だった。しかもその4着は、タイムで拾われず予選敗退、、、

決勝スタートリストのタイムは、日本は最下位だった。



山縣選手によれば、決勝に進むための「安全バトン」だったらしい。



それならまだノビシロはあるよね~と安堵した。



そして、決勝は一番外側の9レーン。

1走においては、他のレーンに比べて曲線が少ないため、足に負担なく走りやすい。

2走においては、完全に直線からの走り出しになるので加速しやすい。



日本にとってはラッキーなレーンだった。




















1走の多田選手のスタートダッシュは素晴らし過ぎた!!!隣のイタリアの追随を許さないスタート。見事だった、、、、、


















まさかだった。
テレビの前で、織田裕二ばりに吠えてしまった。織田裕二というより山本高広かwww


バトンが渡らなかった。


安全バトンから「攻めのバトン」へ切り替えたが、本番で上手くはまらなかったようだ。



後で色んな記事を読み漁って、自分なりに考察してみた。

背景には
1. 自国開催という気負い
2.個人種目での予選全滅
3.金メダルを獲るか失格となるかという賭けに出た重圧

があったと思われる。


その中で、
多田選手のスタートは抜群に良かった反面、終盤は減速
隣のイタリアの2走の尻が、レーンをはみ出していたことから(文面だけだとどんな構えだよっていうw)、多田選手がそれを避けようとして減速にも繋がってしまったか。


山縣選手も直線からの走り出しなので、加速がスムーズに行き過ぎたか。


結果、多田選手が追い付かず、バトンが渡らなかった。


ただ、レース前には、優勝タイムは37秒5台という数字を弾き出していて、37秒6の日本記録を塗り替える勢いで臨んでいた日本勢。
したら優勝したイタリアが37秒50だった!的中!すごい!


いち視聴者が烏滸がましくも考察なんぞして語ってしまいましたすみません。


結果は、途中棄権になってしまったけれど、本気で金メダルを目指して勝負に出た日本4継、振り返ってみてサムライを感じました。


オリンピックの借りはオリンピックでしか返せないとはよく聞きますが、もしそうなのであれば3年後のパリでのリベンジを楽しみに待ちたい。その時は「強い」日本勢の姿があることを願って。


MITSUHAL  (現役時代は不動の3走)