今日も雨です・・・寒いし・・・




市側から公式に情報提供がありました。




5月9日 




南足柄市 チャ(生葉) 放射性セシウム 




1回目 550Bq(ベクレル/kg)




2回目 570Bq 




放射性ヨウ素 1・2回とも不検出




ホウレン草(平塚市) コマツナ(相模原市)




共に不検出。




この検査結果を受け、昨日チャ(生葉)について、南足柄市及びJAかながわ西湘農協に対し、




当分の間、今年産の足柄茶の出荷について自粛を要請しました。




なお、今回規制値を上回ったチャ(生葉)については、引き続き採取し分析をしてまいります。




また、念のため農業団体の協力を得て、早急に県内チャ生産地の調査を実施してまいります。




参考 




食品衛生法上の暫定基準値




放射性ヨウ素(野菜類、その他) 2000Bq/kg




放射性セシウム(野菜類、その他) 500Bq/kg








このように県内でも、公式発表がありました・・・




この数値自体は、気にする数値ではありませんので、ご安心下さい。




今回の結果、風に乗った放射性物質が南足柄付近の山で遮られ、




付近に留まったと思われます。




放射性ヨウ素は気体となり、風と共に希釈されますが、セシウムは化学的形態が異なりますので、




ヨウ素よりは浮遊しづらいことから、この結果になったと思われます。








数値や単位がピンとこない方が多いと思われますので、簡単に説明します。




私達は病院の検査で、37MBqや370MBq(メガベクレル)という単位の放射性医薬品(放射能)




を体内に注射し、がんの検査や肺や脳血流や甲状腺などの検査に使います。




メガとは100万なので、ベクレル換算すると、3千7百万ベクレルや3億7千万ベクレルになります。




2000ベクレルや500ベクレルなんて、たいしたことないでしょ?^^




Sv(シーベルト)はCTやレントゲン1回分とか比較対照としてよくでますが、




Bq(ベクレル)に対しては比較対照があまり出てこないことが、皆さんの不安につながるのでしょう。




ま、核種(放射能の種類)によって、半減期やエネルギーや放射線の種類が違うから




簡単に比較しないとのこともわかりますが、




いきなりベクレルという単位をテレビや新聞で出されても、一般のみなさんは不安になるだけです。




水パニックがまさにそれです。






水道水の発表時の核種は131ヨウ素で、検出された数値は200Bq~2000Bqです。




病院で使われる放射性ヨウ素の医薬品と同じものですから、数値の違いが解りますよね。




3億7千万円稼いでいるお方が「やばい!200円損する!2000円損する!」とパニック起こしますか?




あの程度の量ならゴクゴク飲んで大丈夫だったのですよ^^