今日は暖かいな・・・花粉が怖い・・・(^▽^;)
自治基本条例についての高崎経済大学 八木教授の正論を読んで、
久しぶりに大和市で話題になった時のことを、思い出しました。
5年くらい前だったでしょうか。あれだけ当時の市長や、市議会議員、一部の市民が大騒ぎしてましたが、
一般市民には今でも「そんなのあるの?」「何?それ?」が現状です。
自治基本条例とは「自治体の憲法」すなわち最高規範性を有する条例なのですが、
八木教授が指摘しているように、当時もほとんど一般の人が知らない間に物事が進められました。
革命的な危険な条例であるという八木教授の指摘も理解出来ます。
当時、「自治基本条例を作る会」が創設され、私の友人が参加しておりましたが、
まぁ、保守系の人はかなりピリピリしておりました。
その理由は、国法で誘致された自衛隊基地も条例の内容次第で撤去できるということや、
「市民の定義」が議論不十分だったことでした。
大和市の条例には、「市長及び市議会は…(在日米軍)厚木基地の移転が実現するよう努めるものとする」との規定があるのです。
市民とは「大和の市民」と、あるのですが、住民票があるのかないのか、そしたら在住外国人まで含まれるのか?
この条文についての議論が不十分なまま、条例は制定されたようです。
その当時、友人が「ふざけるな!」と、怒っていたのを思い出します。
「どこの自治体よりも早く、条例を制定することを目的としている!」とな。
今、地方分権の流れの中、自治基本条例が次々と制定されているそうですが、
内容は金太郎飴のような、自治体の名称が違うだけのコピー条例のようです。
自治基本条例については、再議論の必要があるかもしれませんね。