2020年2月13日

 

NZ クライストヂャーチ カシミアヒル Cashmere Hill 

 

クライスチャーチ地震後も、田園都市の中心である 破壊されたシンボル・大聖堂を背に コロンボ通りをまっすぐに南下すると カシミアヒルの登り口に到達します。 その丘には、多くのの道路が走っていますが、最初に通じたのは、英国移民達が4隻の船でリトルトンに到着してから丘を越えてクライストヂャーチに入る道 DYERS Passです。その道路沿いに、サインオブザ・キウイや、サインオブザ・タカヘ、ヴィクトリアパークなどのウオーキングコースが沢山あり市民に大変人気があります。

 

サインオブキウイから見たリトルトンの眺め

 

 

 

 

 

  サインオブキウイ

 

 

 

 

サインオブタカへの建物は、地震後漸く今年はオープンされました。

 

 サインオブタカへ

 

 

サインオブタカへは、クライスチャーチ市内から行くバスの最終地点ですから、展望台が作られ、町を一望できます。素晴らしい夜景でも評判です。 

 

 

 

大晦日の12時には町でカウントダウンがあり、花火が上がるので、毎年その花火を見るために、カシミアに住む友人宅をお邪魔して、クライスチャーチの夜景も楽しみます。その様子は 前々回のブログで紹介済みです。

 

 

 

今年はそのカシミアに住む別の友人のお宅で、猫と家のハウスシッタを頼まれ、1か月を この丘で私も過ごしていますと、高級住宅地の評判通りに太陽がサンサンと輝く風光明媚な所だと感じます。

 

 

 

その家のからの眺めは抜群です。

 

遠くに見える乾燥した丘の左側から右側までが、一昨年自然発火か放火かは原因不明でしたが、山火事にあったところです。 今は、マウンテンバイクアトラクションなどのアドベンチャーパークにしようと市は開発中です。 

 

 

 

 

 

モダンな隣の家が立ち並びます。  

 

 

 

 

 

夏のチギレ雲が、青い空に浮かんでいます。どこも絵になる風景です。

 

 

 

 

 

ユーカリプタスの木の下に建っているのが Old Stone House と呼ばれる19世紀のどっしりした石の建物です。

 

 

 

 

 

地震で長く閉鎖されていましたが、今年からは Community Centre となり、中も解放されています。

 

 

  1階

 

 

 

 1階から階段を登って

 

 

 

 2階

 

 

 

その広大な敷地で 夏の毎日曜日4~7時まで FreeのJazz Concert が開かれています。

 

 

 

毎週 違った楽団(赤いテント)がきます。 ソーセージパンとアイスクリームも売る店(青いテント)も立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住民は家族ずれで、徐々に集まってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その音楽を、椅子に座り、寝ながら聴いている人もいて、家族ずれでピクニックを楽しんでいます。

 

私も、この日はキウイ(ニュージランド)の友人を誘い、音楽付きのピクニックを楽しみながら、いつもは窓から眺めている木々に囲まれているので、二人で仰向けになって寝ながら空を見ると、何と葉っぱが色鮮やかな大きな木ばかりです。

 

 

 

 

最近、ストレスが溜まっていた友人も、リラックスしてボツボツと私にいろんなことを話したので、心が晴れたと喜んでいました。日本人も外国人も悩みは同じです。 話すだけでもヒーリングになることを改めて感じます。

 

木々の中で一番高い木はコアラの食料となるユーカリプタスです。

 

 

 

 

 

その特等席の下で、ワインを飲みすぎたのでしょうか? 陽気に踊り出す人達もあらわれ、明るいキウイ達の夏の過ごし方です。

 

 

 

 

 

 

ユーカリプタス精油の香りは、子供のころ咳や喘息などの呼吸器系の不調に、ビップスビボラップを胸に塗った経験はありませんか?胸がスートするのを感じたのは、殺菌効果の強いユーカリプタスと 鎮静効果のあるメントールが混じっているからです。

 

 

 

 

 

 

 

その環境の良いカシミアヒルで、この付近の住人達は 

バラやアカパンサス、ゼラニウム、ラヴェンダーなど様々な花を一杯植えています。

 

 

 

 

なので、朝 窓から見る風景は、まるで絵のようです。

 

 

 

 

 

 

岡の上の暖かさで植物がこのように良く育つ代わりに、雑草も逞しく育つので、ハウスシッタ―の私は雑草取りにも追われますが、良い運動にもなります。

 

日本の野菜 パセリ、紫蘇、荏胡麻も育てています。 

 

 

 

 

 

お蔭で毎日 自然食を食べ、大きな紫蘇を収穫して作った赤飯お握りやサラダなどを 

私のハグレー公園気功パーティにも沢山持参できました。

 

 

 

 

 

滞在中には、昔からの患者様の御要望でハーブティーを飲みながら、症状をお聞きして

 

 

 

 

 

効果的な精油をブレンドして、クライアントのマッサージオイルを調合して

 

 

アロママッサージもさせて頂き、地震前にアートギャラリーの前で開いていた自分のアロマクリニックができたようで嬉しいです。

 

 

 

 

毎年来ては、地震の中から取り出した自分の荷物を整理していますので、その材料を使って、

キャンドルや石鹸を今年も作ります。

 

 

 

作ったものは、お部屋の飾りにできます。

 

 

 

石鹸の作り方

① 右に有る苛性ソーダを水に溶かす ⇒ 発熱するのでご注意

 

 

② 蜜蝋と油 ⇒ 蜜蝋をオリーブオイル、ココナツ油、ローズインフューズオイルの中で

           

    湯煎しながら溶かす

 

 

 

 

➂ ①と②が50度位になったら、①を②の中に徐々に入れてかき混ぜる。 

 

 

 

  15分混ぜ、このような状態にする

 

 

 

➃ 最後に精油とドライローズを加える

 

 

⑤ 型を用意して、型に油を塗っておく

 

 

 

⑥ 型に入れて3日間位 放置

 

 

 

⑦ 型抜きをして、お好きなサイズに切って また1か月放置

 

 

 

 

たった3か月のニュージランド滞在ですが、コマメに良く働く私だと自分でも感心しては、年を重ねるにつけ亡くなった母にダンダント似てきたと、亡母に感謝しています。

   

普段の毎日の生活を今年も大切にしようと思います。 今年も皆様宜しくお願い致します。 

松村温江

 

 

日没の様子

 

 

 

 

早朝にも、未だ満月が残っていました。