かな~り前の話で恐縮ですが 図々しくも載せちゃいまする(笑)。
おいらね、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」
に出てきそうなところを見つけたなりよ
まさに
「何これぇ~」
ってところでごじゃる。
場所は、群馬県みなかみ。
まずは、駅の看板とぱちり
おいらがピカッと光っちゃっておりますが(笑)、
「ようこそ日本一のモグラえき 土合へ」
とありまする。
どこがどんな風にモグラなのか??
さらに、改札をくぐってすぐの看板とぱちり
な、なんと、、、
越後湯沢・新潟方面の下りホームへ行くのに、「486段」の階段を下りねばならず、それが「10分」かかるとのこと、、、(絶句)。
ひー。
改札からホームまで10分って、どんな階段だよっ
早速見てやるっ
って、ことでぱちり
な、なんじゃこりゃ~(←松田優作風に)
どこまでも続く階段。
底が見えませぬ。
ははぁ~。
だから「モグラえき」なのでござるね。
で、非常に残念なことに、ホームまで行くのにエレベーターがない上、エスカレーターは建設中でごじゃりました
うぅ。
と、泣いても始まらん。
せっかくここまで来たんだから、486段制覇してやるっ
ってことで、おいらせっせと階段を下りたなり。
下りて下りて下り続け、、、とにかく下りて、、、
ふぅ~。
やっとのことで下りきったなりー
そして、ようやく出現したホームとぱちり
トンネルの中のホーム
その光景はまるでNHK「プロジェクトX」。
♪風の中のすばる~ 砂の中の銀河~♪
はっ。
中島みゆきの「地上の星」が聞こえてくる
(もしくは、サントリー「BOSS」缶コーヒーのCMでも可)
そして、ようやく発見した駅の看板とぱちり
群馬県みなかみにある「土合(どあい)」駅でごじゃりまする。
右隣の「湯桧曽(ゆびそ)」駅も群馬県みなかみ。
で、左隣の「土樽(つちたる)」駅は新潟県。
したがって、土合はちょうど県境付近。
で、最大の疑問。
「誰が使うの?」
というのも、土合駅周辺には民家もお店もなーんにもない。
なぜこんなところに駅が?
という素朴な疑問が湧いてくる。
して、その答えは、
登山客でした~。
ちゃんちゃん。
なんでも、近くに谷川岳があることから、登山を楽しむ方々がこの駅を利用するとのこと。
でも、重い荷物を背負って、10分もかかる(いや、上りはもっとかかるか。。。)486段もの階段を上るなんて、おいら考えただけでも卒倒しそうなり
ということは、登山の方々は土合の階段上りから既に登山は始まっているとお考えなのだろうか?
それとも、軽いウォーミングアップ程度のものなのだろうか?
はたまた、「えー?!聞いてないよー」状態なのか、、、
いずれにせよ、超人技なりね(笑)。
そして、ホームにあった看板とぱちり
これは、湯桧曽方面から列車に乗って来たお客様向けメッセージでごじゃりまするね
でも、何も知らない人がいきなりこれ読んだら怒りそうだけど(笑)。
そして、ホームから階段をぱちり
ひゃー。
これまた永遠と続く階段なりねー。
エレベーターもエスカレーターも何もないから、とにかく自力で上るしかないでごわす。
ってことで、おいら必死に歯をくいしばって上り続けたなりよ。
所要時間、20分
下りの2倍。
いやぁ~、参った参った。
最後の方は膝がガクガクしてきたけど、なんとか登り切ったなり。
ちなみに、逆方面の上りホームはどこにあるかというと、改札から歩いて10秒くらいの地上にごじゃりまする(笑)。
じゃ、なんで下りホームは地下深くにあるのかと言うと、、、
詳しいことはWikipediaなどをご参照くださいまし(笑)。
申し訳ごじゃりませぬ
(そろそろエネルギー切れして参りました(苦笑))
で、最後になりましたが、おいらがここを訪れた理由は、、、
みなかみにキャニオニング(※)をやりに来たところ、キャニオニングのお兄さんが「日本一深い駅があるんで、良かったら帰りに立ち寄ってみてください」というので、思わず立ち寄ってしまったというわけでごじゃる。
(※キャニオニングとは・・・川の上流などの渓流をウェットスーツでくだるスポーツ。自然のすべり台を滑る感じなりね)
しかも、「『クライマーズハイ』という映画でも使われたんですよー」と言われた日にゃ、ミーハー虫が騒がないわけがないっ!!
んで、頑張って階段まで下りて上ってしまったというわけでごじゃりまする(笑)。
大変だったけど、非常にいい体験をさせていただきました~
みなかみを訪れた際には、是非とも「土合」駅も訪問されることをオススメいたしまする