回路にはデバイスコメント以外にもステートメント,ノートも作成できます。
・ステートメント:回路ブロックに対する役割や用途を表すコメントで,最大文字数は半角64文字、全角32文字になります。
・ノート :出力,命令に対する役割や用途を表すコメントで,最大文字数は半角32文字、全角16文字になります。
・ステートメントの作成方法
をクリックし,コメントを付けたい回路ブロックをダブルクリックします。
行間ステートメント入力ダイアログボックスが表示されますので,コメントを入力し OK ボタンをクリックします。
・ノートの作成方法
をクリックし,コメントを付けたい出力や命令をダブルクリックします。
ノート入力ダイアログボックスが表示されますので,コメントを入力し OK ボタンをクリックします。
・ステートメント,ノートには「一体」と「周辺」の種類があります。
「一体」 .... ステートメント・ノートの本体データがプログラムの一部として保存されるため,現場CPUでも保管されます。
ただし,シーケンサCPU側で、多くのプログラムメモリが必要となります。
「周辺」 .... ステートメント・ノートの本体データは、プログラムとは別に周辺機器(パソコン)側に保存されます。
プログラムのステップ数増加は1箇所に付き、1ステップのため、シーケンサCPU側の必要プログラムメモリを少なくできます。
ただし、FA現場でプログラム修正などを行うと、周辺機器(パソコン)のGX Works2上のプログラムとシーケンサCPUのプログラムが異なってきますので、取扱いに注意が必要です。