太極拳を初めてはや7年だ。


初めは見よう見まねで先生のまねをひたすらし、ひたすら順番をおぼえた。


順番を覚えるまでに3年くらいかかった。


それから同じスピードになるのに6年くらいかかった。


私は成長が遅いほうなのだ。


まずやる気になるまで時間がかかるから。


どうせやってもしょうがない、何をやってもだめだという声がうるさい。


きれいなフォームにしようという感覚がつくまでに6年くらいかかった。


意識的に集中できるようになるまで7年かかった。


やっていくうち、ある日自分がいなくなって


とても気持ちいい感覚になっていることに気づいた。


自分がどっか行っちゃっているから、そのときには感じることはできない。


でも、没頭している自分に気づきはっとしたとき


そういうふうに感じる。


またある日、突然広大な大地を感じた。


自分は大地とともにいると思った。


自分の動きがダイナミックに美しくなっていた。


意識するとその感覚はどこかへ行ってしまった。

今はまたそこに集中できるが、


昔は繰り返すことはできなかった


今の課題はきれいなフォームと


今を生きること


それから肩の力をすべてぬく。


肩の力をぬくのはものすごく怖い。


ぬいたその先に自意識は入って来れない気がする。


だから未知の領域に足を踏み込むということだ。


怖いけれど、その世界に浸かりこみたい。


ゼン先生のを見ているとまるで別世界に行ってしまわれている。


見入ってしまう。自然現象に近い。