先日、国立西洋美術館が世界文化遺産へ登録されました。

正確には7カ国の17施設が
「ル・コルビュジエの建築作品」として登録され
日本では唯一の作品が上野でも見ることができます。

ル・コルビュジエはフランス人建築家で建築を志すものでその名を知らない人はいないくらい....な巨匠です。


わたしも学生時代に彼の作品をトレースしたり、作品集を見ながら、いつかこの建築を目の前で見てみたい!と恋いこがれた建築家の一人です。




こちらは1931年竣工のサヴォア邸です。85年前の建築と思えないモダン差が光ります!










パリからローカル線とバスで1時間半くらい(たしか…)のポワシーというところにあります。
実ははじめて行こうと試みたその日にローカル線がストに入り、全く交通手段がなくなりその年はあえなく断念。
二年越しにやっとたどり着いた思い出の建築です。






そして、こちらがロンシャンの礼拝堂です。


まだ髪が長かりし頃の私です(笑)↑


パリから片道4時間ほどのスイスとの国境付近の街の丘の上にあります。
朝日を受けて光さすその幻想的な空間が素晴らしく
時を忘れて何時間でも居ることが出来る、そんな場所でした。




30代になり、いつか.....を少しづつ実行しようと、仕事の合間に毎年一作品づつではありますが
(割とへんぴなところにあったりするので..)

一人で旅した想い出の建築たちが今回、世界文化遺産登録となりとても嬉しい半面、誰もいないあのひっそりと厳かに佇むその姿は当分見れなくなるなあ..と少し寂しくもあります。

昨今の情勢の緊張感より
さすがに一人でふらっ〜と
行けそうにありませんが、落ち着いた頃を見計らって建築探訪旅を再開させたいなぁと
フツフツ企み中です。








さて、先週末のことですが
半年ぶり3回目ovcaに出場させていただいきました。

改めて思うことは

この会を立ち上げて下さった方々。
そしてこの会を繋いで下さった方々。
そして、今回の幹事の皆様。

みんなの優しい気持ちに
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんのわぁっ!となる瞬間に出会えました。


また笑顔で会えるよう、日々精進したいと思います。