先日 治療が終了して11ヶ月目の経過観察でした。

無事にクリア そして主治医より
4月から移動になり今日が最後の診察ですの一言。

主治医は患者に寄り添って優しい言葉をかけてくれるタイプではなく
いつも冷静で厳しいことも淡々とおっしゃる方でした。

そしてせっかちで自信家。
自分のポリシーをしっかり持っている先生だったので
時折、意見がぶつかることもありました。

(私自身かわいげのない生意気患者です...汗)



ですが
この1年半尽力して下さった
かけがえのない共闘の同士であり命の恩人である先生で

私にとって大切な人の一人だったことに
先生の一言できづきました。

自分でも驚くことに
いっきに涙があふれてきてしまい....あせる
(告知のときも一切涙はでず、らしくない自分に焦りましたがあせる)

泣きながら伝えられたことは
本当にありがとうございました の一言で
先生も少々ビックリしていたようです。


本当にいつもいつも思うのは、人間の心はちぐはぐだな~ということです。

在るときには分からないコトだらけです。

いなくなって、失って初めて
大切だったことに気づくのですね。

この病を告知されたとき 心から願ったのは

贅沢はいらないから何気ない普通の日に戻りたい

でした。



毎朝 玄関を掃きながら
昨日と同じ朝を迎えられていることに感謝です。

この気づきを忘れてはいけませんね。