ノヴォシビルスクの次はブカレストで踏ん張る日本語教師の日記 -37ページ目

ノヴォシビルスクの次はブカレストで踏ん張る日本語教師の日記

ノヴォシビルスク・ブカレストの情報・生活etc


お久しぶりです。やっと部屋のインターネットが復活したので復活第一弾を書きたいと思います。


最近はあたらしく一年生を受け持つことになったり、兼任している大学のイベントに呼ばれてその後学生とバーに行ったり、今日は学生のうちに遊びに行ってまだ三ヶ月の赤ちゃんと戯れたりと、なかなかすばらしいことも多いです。


が・・・ちょっとたまってることもあるので吐かせてもらいます。

このブログは正直に書くと決めてるので。


最近スピーチの添削作業をしていて、思うことがあります。もちろん自分が週一回担当しているクラスの学生が書いた原稿のチェックを頼まれます。そのチェックは、担任教師がチェックした後のいわゆる最終チェック段階に当たります。


そこで、不愉快極まりない原稿がたまにあります。

読んでいて学生の顔が浮かばないくらい難しく加工されている原稿。。。


見てすぐ、、、ため息が出ます。。。


基本的にスピーチ大会について誤解があるのでしょうか。。。


「難しい表現の数を競うなら、教師だけでしたらええやん」


本気でそう思います。

作文コンテストじゃないわけで。その場で学生が理解しながら、工夫を凝らして聞いている人と会話する。普段走らないはずの学生であっても、ほんの数分のスピーチを聞くと、その学生の普段の姿が見えてくるもの。。。それがスピーチ大会のいいところだと思います。


それをまあ、日本人が聞いても一瞬意味が分からないほど難しい文章をてんこ盛りにして早口で発表させるなんて。


ほんなもん日本人がおったらいくらでも難しくはできるんですよ。

それを丸暗記させて、早口で発表させて、その学生に何が残るんでしょうか・・・


かなしなってくる。


流石に腹が立ってきて

「先生、これはあの学生が書いたものじゃないでしょう!!!難しすぎます。」

というと


「何処が難しいんでしょうか?」


オッパー・・・


すっごく日本語能力の高い先生がそろっています。ここには。

しかし、高いが故にしてしまう過ち。


学生を自分のレベルまでもってこようとしすぎること。


そういう先生方の考え方を帰るのは至難の業です。

でも、伝えます。逆切れされることも多々あります。しかしここで言うこと言わんとロシアに来た意味がないです。


法学部でのディスカッションなんて比べもんにならないくらい考え方が違います。

自分は年齢的にも若いので時にそれはマイナスに働きます。


でも負けません!!!

「なにくそ!」です。


すばらしい先生ももちろんいらっしゃいます。

個人的にはこの街で1,2を争うくらい日本語が上手だと思っている先生のチェックした原稿は、学生が書いたことの原形をとどめ、その学生の力+1くらいのできにしっかり仕上げていらっしゃいます。


本当に

「本当に日本語ができる」

というのは、どんなに難しい言葉でも簡単に分かりやすく伝えることができることだと思ってます。


それが日本語教師の基本だとも思っています。


自分が書いた原稿のほとんどを変えられてしまったのに、


「自分が書いた原稿が悪かったんだ」


と落ち込み、素直に全てを丸呑みしようとしている学生を見ると本当に悲しいです。


とりあえず学生が書いた原稿を直接見せてもらって、担任の先生のものと合わせながら、上がりすぎた階段をおろしてやる作業をするつもりです。


スピーチ大会の評価自体が、文章の難しさのみになっていないか非常に心配ですが、自分なりに伝えます。時間はまだあります。


見苦しいブログで失礼しました。


最後にもう一回だけ吐かせてください。


「しまいには怒るで。自己満のために学生使うなよ!」


失礼しました。一週間位したらこのブログは削除します。 笑

「いらち」やからな 笑



さて連チャンです。


2日目について。

場所が変わり総合大学へ★

バスで1時間くらい。自然に囲まれた場所で「リアル北の国から」の世界である。美しさに感動した。


大学内に入るのは初めてだったので楽しみにしており、2日目はモスクワからいらっしゃったO先生の講義もあり非常に楽しみにしていた。


1、講演(O先生(モスクワ 日本人))


「読解について」この日は1日目に比べると参加者が少なかったが来ている先生方は口々に意見を発表し興味深かった。指導目的を持って教材を作るということで


ワークショップ(読解教材作り)・・・30分


が行われた。1チーム6人(うち日本人一人の4チーム)

うちは若い先生方が多かったこともあり、活動案はいくつか出たものの、指導目的がはっきりせず、まとめるのが難しい。

そして日本語教師の方ならお気づきかと思うが・・・30分!!!!やで。。。


気づいたら後10分、意見をまとめることが私の役割で法学部だったこともありそんなに苦手ではないはずだったんですが・・・

周りのチームが着々と進めているのを見て・・・


あせってしまいました 笑


結局前作業しか決まらず、肝心の活動については・・・でした。

しかし発表しなければならないということで、私が提案した活動を強く押し出した形で発表してしまいました・・・

せっかく6人で一生懸命作業したのに申し訳なかったです。


しかし、共同で教材を作る難しさを実感し、また他の先生方の手際のよさに感心してしまいました。

自分がどのように教材を作っているのかについても知ることが出来ました。


わたしは、教材を作る(加工する)際、いろいろな活動を考え、まず徹底的に批判から入る癖があります。。。

ここがだめとか面白さが足りないとか云々かんぬん・・・・・


なので作業にかなり時間がかかってしまうのです。無念


まあいい勉強になりました。


2、モデル授業(いろはカルタ) 総合大の先生


皆さん子供のときいろはカルタしました???実はわたししたことないんです。非常に興味がありました。

絵札を見ればことわざの語源などの説明にもなるし、ことわざ自体を覚える練習にもなります。


しかししかし、私がこのとき感じたのはこの先生の勇気です。

まだ卒業して一年目で、これだけの大御所ぞろいの前で、たった一人モデル授業をするという勇気。

全部日本語ですよ!すごい、ほんまに。


是非是非これから若手教師会などに顔を出していただいて一緒に頑張って行きたいなあと思いました。


3、コーヒータイム


魚久しぶりに食べました。めちゃくちゃうまかったです★

日本人の方で現在こちらの大学で勉強している方々にも顔を出していただき、非常に楽しい時間でした。


4、これからのことについて連絡・まとめ


各大学、機関それぞれ連絡を行いそしてまとめが行われました。

非常に印象深かったのがマンモスの眠る街ヤクーツクからいらっしゃった先生のコメント。


「本当にいい機会で情報交換をすることが出来、教師には終わりがなくもっともっと成長していきたいと強く感じました。ノヴォシビルスクに限らず他の地域の皆様とも交流が出来本当にいい刺激になりました。私たちもヤク-ツクで他の先生方に負けないよう、追いつけるよう精一杯頑張ります。そして私たちは胸を張って、その自信を持って帰ることが出来ます。本当にありがとうございました。」


大体こんな感じ。私は、翻訳してくださる先生の隣で聞いていたのだが、終わったとき本当に立ち上がって大拍手を送りたい気持ちだった。しかし参加したみんながおそらく同じような気持ちで新学期に臨むのだろう。


多くの先生方の熱心な姿勢を知り、このようなイベントで、さらに地域間のつながりを強めたり、大学間のつながりを強めるような活動を続けていければ、明るい未来が待っているような気がした。本当に晴れ晴れした気分で終えることが出来て、助詞の悪夢に悩まされ続けた1ヵ月半の時間が、自分にとって宝物になったと感じる。

ここで得たことを授業に生かしていくことが重要なのでもっともっと踏ん張りたい。


おまけ

帰りのマシュルートカの中でふと読解の面白そうな活動を思いつき非常に悔しかったのでそれを書き出し、同僚のA先生に今日見せた。


A「なんであの時出来へんの?」(A先生は大阪弁が大好き)


M「ほんまそれな 笑」












ふう、こんなに解放された気分は久々です。今日は朝授業がありましたが、後はないので1日ゴロゴロします。

あっ、夕方からインド人とブラジル人の家に遊びに行きます。(なんのこっちゃ)


さて、2月3・4日にノヴォシビルスクで行われた「日本語シンポジウム」について書かせていただきます。私のブログを見てくださっている方の中には日本語教師の方が大勢いますので。


まず参加者はほとんどが日本語教師の方で、モスクワからお越しになった交流基金のO先生をはじめ、オレンブルク、ノボクズネツク、トムスク、ヤクーツクなどノヴォシビルスク以外からも多くの先生方がいらっしゃいました。


好きな言葉が「一期一会」である私にとってこんなにうれしいことはありません。


そして、一日目のプログラムに沿って話していくと、


・開会式

この時点では30人チョイくらいでしたが最終的には40人くらいかな・・・


・講演(総合大学のO先生 ロシア人)


ずっとお目にかかりたいと思っていたO先生とお会いすることが出来た。O先生は75年からたった一人で約30年間日本語を教えてきて、現在も現役というすごい方。

今ノヴォシビルスクで、日本語に関係して活躍されている方々のほとんどはO先生のお弟子さんたち。

歴史についてのお話だった。隣に座った同僚のA先生が訳してくれたのですべた聞くことができ、非常に興味深かった。


・研究・実践活動の発表会(前半)


発表者はいるのかなと心配していたが16人もの方が発表を行った。どれもこれもすばらしい内容で、また前半にはノヴォシビルスク以外の先生方が中心であったため、実際に地域の連携についての話など非常に有意義なものであった。

特にノボクズネツクで町の人々、学生からの希望により、新しく日本語コースが設置されることになり、ロシア人の先生がお一人でカリキュラム作成・教材の選定などをこなしている事実を知り、支援とはどういうことなのか非常に考えさせられた。


連絡先をいただいたので、出来る限り協力していこうと思った。実際にもいってみたい★


・ラウンドテーブル(「中等教育期間における日本語教育」)


実際にシュコーラで教えていらっしゃる先生方や勉強している学生から発表があり、その後モスクワのO先生からモスクワの現状について説明があった。

そして教育大の先生から問題点の話や現状の説明があり、質疑応答などが行われた。


ノヴォシビルスクでは日本語を教えているシュコーラもいくつか存在し、コースとして導入することも検討されていたがさまざまな問題から中断されているらしい。


また、モスクワでの初中等教育の現状については以前伺った話からどのように変化しているのか非常に興味があったので聞けてよかった。

シュコーラの学生もすごく頑張っていた。


・研究・実践活動の発表(後半)


さあ、もうすぐ自分の番で緊張もしていたのだが・・・

いろいろな先生方のお話を聞いていると各先生方の日本語教育に対する真剣な姿勢が伺え、なんかすごくうれしくなってきたこと・刺激を受けてだんだん燃えてきたことなどが重なり緊張は薄らいだ。(なくなったわけではないけど)


自分の番は最後から二番目・・・口はパサパサ・・・手は汗だく 


みんなパワーポイントで発表している中、手作りの画用紙を握りしめ・・・

始まった。


裏話をすると前日の夜、部屋で一人で全く同じことを練習した。7回ほど 笑


日本語教師になったばかりのころは自宅でもよくデモンストレーションをし、家族に

「標準語が気持ち悪い」とか「夜中に何やってんの?頭おかしなったん??」とかいろいろいわれたことを思い出しながら。


というのも一人の持ち時間は10分から15分。。。

最初に原稿が出来上がったときの推定時間・・・35分・・・オッパー

どこを削ってどこを削らないのか、いかに円滑に進めるかを練習しておく必要があった。

練習の最高記録・・・22分


さあ本番★


早速議題に入り「助詞の話」

みんなが興味のあるトピックだと思う。視線を感じる。しかし自分のテーマは基本的に研究発表ではないし、授業が大好きなのでいつもどおり笑いを交えながら進めていく。始まってしまえば緊張は和らぐ。

聞いてくれていると感じることが出来ると、自分の中で「会話」になるから。


さあここから私見、という時に

「あと3分」


やっぱり 笑


でもせっかくの機会だったので、やっぱりいいたいことはいいたいのです。主催者のの方に心の中で100万回謝りつつごり押し(強引に進めます)。


何とか結論まで言い終え時間を見るとかかった時間は20分。主催者の方には本当に申し訳なかったが、心の中で「新記録★」と少し思ってしまった。


というのもホワイトボードとマグネットって相性悪くてすべるんですわ。。。忘れてた。日本でやってた時は、100均で「超強力!」みたいなヤツを買っていた。

いやあ、若干戸惑った。汗だくなった。 笑


まあけどいいたいこといえたし、楽しかったし満足です。


久しぶりに準備をしっかりして、自分なりの解釈で主張を考えて、実際に何とかたどり着くことが出来た。


元陸上部の感覚でいうと、しっかり準備して、割りと満足のいくタイムが出たときの3000メートルを走り終えたときの感覚。


それに加えて、多くの先生方が発表後「面白かった」「もっと聞きたい」などいってくれたので、本当に報われた気がした。主催者の方たちは、苦笑いだったので当然謝りにいった。


立食のときに「Mitsuさんは発表長かったから食べちゃだめです。(笑)」


といじられたが、その後話したときに「とても面白かった」といってくださったので良かった。

主催者の方々や交流基金のI先生の準備の大変さを思うと、本当に頭が下がる。



その後に立食パーティーがあったのだが、みんな発表から解放されたこともあって非常に楽しかった。

いろいろな情報交換が出来、連絡先を交換することなども出来たので、この関係を続けてお互いに協力していけたらと思う。


緊張と寝不足で帰ってからすぐ死んだように眠った。


たまには仕事している写真を・・・

恥ずかしいのでこれくらいで。

ノヴォシビルスクで踏ん張る日本語教師の日記








うらーーーーー!!!!!

おっしゃーーーーーーーーーー!!!!!


2月3・4日の2日間に渡って行われたノヴォシビルスク初の「日本語シンポジウム」が無事終了しました★


頭の中に流れているのは


「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞー 酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞーーーーー!!!」


家には実は先週シンポジウムが終わったらあけようと「梅酒」瓶が待っております☆☆☆

どこの銘柄か聴いた事ないヤツやけど・・・


明日また写真とかと一緒に詳細に着いて書きます☆

はあーーーやたあーーーーーーー!


助詞漬けの2ヶ月。。。特にこの1ヶ月は寝てもさめても女子?いや助詞のことを考えておりました★


シンポジウムで助詞全体の導入について取り上げること+若手教師会で「は」と「が」の違いを担当すること、そういうわけで鼻血が出るほど助詞のことを考えてきましたが。。


いやあ、これけど日本人の方が難しいんちゃうかなあ・・・感覚で覚えているものを目に見える形で分かりやすく教えるこの仕事。


専門書を読めばそれぞれで説明に用いている言葉が違うため「わさっ」ともやもやがどんどん体についてくる感じです。それについてまず整理して自分の頭でこれとこれは同じ意味やからこう説明して、とか何とかしていると徐々にすっきりしてきます。


いや、まじで一ヶ月かかった。。。理解して発表できるないようにするのに・・・


ほんまは、楽しく分かりやすくリズミカルな内容の具体的な活動まで考え出して、自分で模擬授業ができればと思ったのですが、もう少し時間がかかる+学生の様子を見ていろいろ試しながら完成させたいので、今回はお預けです☆

今後また発表できるチャンスがあれば模擬授業したいです。(学生相手に)


まだまだ発表用の準備として原稿やらロシア語版の作成(これは不可能なので同僚教師にお願いしよう)やらしなければならないことはあるんですが、ずいぶん頭がすっきりした。その記念に今日は朝から「豚ぺい焼き」と「味噌汁」★ちょっとした贅沢です。


でこれからー30度の中を歩いて買いにいきます!


ピーバ!!!!