私はブームを作る専門家と言われていますが、ブームってなんなんだろうか・・とよく考えます。
そんな中で、苅野さんの面白い記事があったのでそれを紐解きながら考えたいと思います。
ブームの定義はここではおいておきますが、そもそもブームによって商業的に得られるものえられないものを考えると
- ブーム初期に素早く決断して参入(開発ではなく、営業に絞り込む)
- 装置など初期投資を少なく済ませる(コスト競争力という視点で絞り込む)
- 適切なライト層に届ける(顧客を絞り込む)
- ブーム下降に合わせて撤退する(期間を絞り込む)
この4つを合わせると非常にレベルの高い短期回収型のビジネスが実現しますね。実際にタピオカなどは「タピオカが好き」という人々が始めたのではなく、このような短期決戦で利益を回収することが得意なプレイヤーが参入していたというのが実際のところです。その最も顕著な例はコンビニの期間限定商品になるといっています。
そしてこのブームに乗っかって成功する企業があるからこそ、同じことを長く定番化しているものが目立つ。いわゆる老舗企業やロングセラー商品になりますね。
これらを頭に入れながら新たな商品などの戦略を考えると色々と面白そうです!!!