【ポジティブとは】 第111回 | 【武士の一文(分)】

【ポジティブとは】 第111回

「ポジティブ思考でいなくちゃさ」

「ポジティブにいこうぜ」


物事を成す時や、失恋だの仕事の失敗だので落ち込んだ時などの励ましで

こんな言葉を周囲から言われた、言った人って少なからずいるであろう。



でもさ

「ポジティブにいこうぜ」

と簡潔に言われたところで、

「そうだよな」

と、

特にネガティブ思考の人は、簡単に思えるもんじゃない



そんな言葉1つで

「そうだ、ポジティブでいこう!」

と、

昔やっていた某CMの

「そうだ、京都へいこう」

みたいに簡単に思い立てるなら、最初っからポジティブでいるっちゅうの。



また、誰かを前向きにしてあげるようなアドバイスをしている人も

そもそも自分ですら

「実際、ポジティブの考え方ってなんだろか?」

って思いながら喋ってる人もいるであろう。



でも

仕事でも人付き合いでも、

他人をヤル気へと誘導するって、とっても大事だあよね。



っつう事で

ポジティブの考え方について、書いていくよん。






【例題1】


先ずは日本の国旗

『日の丸マーク』

を思い浮かべて欲しい。


浮かべた?


んじゃ、

今から10秒間目を瞑って、

その日の丸の事を一切思い浮かべないで。


よ~いスタート。




どうでっか?

全く日の丸マークを思い浮かべないでいられる人はいただろうか。





では次に、


あなたが今

『一番好きな人』

を思い浮かべて欲しい。


浮かべた?


んじゃ、

今から10秒間目を瞑って

今度は

一番好きな人の事を思い浮かべてくれ。


但しその際には①と同様に

日の丸の事は一切思い浮かべてはならない。


よ~いスタート。





どうでっか?


では、どちらが

日の丸マークの事を思い浮かべないでいられただろうか?







では次の話。


【例題2】


友人にお願いをして意中の人を誘ってもらい、3人で遊ぶ事となりました。


当日その友人から

「あの人はつまらない話をする人が一番苦手だから、そこ注意な」

と、言われました。



さあ

あなたが会話を得意としていなかった場合はどうするか?


きっと

プレッシャーを感じて、何を喋っていいか困惑しちゃう人もいるであろう。


そして喋ったとしても

友人に小声で

「つまらない話はするなって言ってるじゃん。しっかりしろ」

更に注意されたら


どうする?


もう、喋りかける事すら躊躇するかもしれないな。




では


当日友人から

「これから会う人は楽しそうに話をする人が好きだから、盛り上げていこうぜ」

と言われたらどうだろうか?


おっしゃ、頑張っちゃうよ~ん

と思うんじゃないだろうか。




上記の例題1と2に共通するのは

①と②どちらも

目的は同じだという事。


例題1は、日の丸を思いうかべるな

例題2は、楽しい話をしなさい


でも言い方1つで、

これだけ捉え方が大きく異なってしまうって事が分かるだろうか。





ようするに

1つの目的に対して

「××するな」

という下方視点ではなく、

「〇〇しよう」

という上方視点での

考え方、またはアドバイスが必要不可欠ってこと。


「~するな」

という言葉や思考が、行動を萎縮させてしまうって事だな。

それによってネガティブ思考ってものが生まれてしまう。





こんな話がある。



野球の監督が

「あのピッチャーは高めが得意で、お前らには打てない。絶対に高めに手を出すな」

と言ったとする。


するとどうなるか。

「高めに手を出しちゃいけない、高めに手を出しちゃいけない」

という負の考えが頭の中に渦巻く。


すると高めに手が出ちゃうんだこれが。


で、監督に激怒され

「だから、高めに手を出すなと言ってるだろうが!!!」

なんて言われようもんなら、

もう手すら出なくなり見逃し三振となる。


もうボロボロですな。


んじゃ名監督だったらなんと言うか。

「あのピッチャーは低めが狙い目だ。ガンガン低めを狙っていこう!」


この言い方1つで

士気も能力も結果も、大きく変わるって事だあね。