【背後に影】第26回 | 【武士の一文(分)】

【背後に影】第26回

ふと思い出した懐かしい想い出を。

20代前半の頃に付き合っていた彼女には自分の四歳くらい上のお姉ちゃんがいたんですが、これがまあ常盤貴子似の綺麗なお方でした。

で、自分も弟のように可愛がって貰い、その彼氏と4人で出掛けたりもしてました。

で、その彼女と別れた時も何かと味方をしてくれたのと、ほぼ同時期にお姉ちゃんも彼氏と別れたというのもあって、二ヶ月後くらいに2人で呑みビールに行く事になったんです。

居酒屋のカウンターで呑み結構な盛り上がりで、
ありゃ~惚れちゃうかもドキドキ
なんて楽しくやってました。

そんな折にお姉ちゃんの携帯が鳴ったんですが、画面を見た途端に苦虫を噛み潰した表情になり
「元カレだむっ
と。
その電話には無視を決め込んでましたが、何度も何度も鳴る電話に「しつこいなあむかっ」と言いながら渋々と出てました。

で、出るや否や、
「今2人で飲んでるんだよ」
なんて自分といる事を伝えて、携帯を渡してきたんです。
げっ!なぜ俺に!
慌てた自分はとりあえず
「別れちゃったらしいですね」
と言ってはならぬ一言を。
すると
「あぁ?別れてねえよパンチ!
と怒りの籠もった返答。
慌ててお姉ちゃんに携帯を戻しました。

お姉ちゃんはしばらく話してましたが、
「え?なに?電波悪くて聞こえない」
なんて言いながら、電話をプチッと切っちゃいました。
「もう別れてるのに、本当にしつこいパンチ!
と酒がハイペースに。

その後も鳴る電話。それに電源オフで対処するお姉ちゃん。

呑んでる場所を言ってしまってるので不安はありましたが、
「大丈夫大丈夫。こんな所までわざわざ来ないよ(笑)」
と言うので、まあ気にせずその後も楽しくやりました。

そんなこんなでお姉ちゃんも肩肘を付くくらい酔ってきた頃に
「ねえ、どういう女性がタイプ?ラブラブ
と、色気タップリな口調で訊かれたので
「お姉ちゃんみたいな人かな」
なんて言っちゃおうかなと横を向いたら、背後に人の気配。

後ろを見て
「うわっ!叫び
と叫んじゃいました。

そこには鬼の形相の元カレが。

慌てて間に座らせて
「な~に、怒ってるんですか(笑)ガーン
なんて言いましたが、俺の言葉に反応せずにボソッと
「携帯が繋がらなくなった」
と。

お姉ちゃんは慌てて
「あれ~おかしいなあ。やっぱり電波悪いのかな・・・」
なんて言いながら、カウンターの下で電源オンにしてました(笑)

まあ結局はそのお姉ちゃん、その一年後に年下の男と結婚しました。
わざわざ手紙をくれて、貴方のお陰で歳下もいいかなと思えた結果ですと。

・・・役立てて光栄です。いや、悔しいですしょぼん(笑)


という事で
プロ野球のセ・リーグ開幕時期の問題が出てますが、強行にやろうとする上の意見に対して、
4月のパ・リーグに合わせるべきと言っている選手会長、タイガースの新井選手カッケーと惚れた人は少なくないはずです。

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