しーすー | 王様の蜜はロバの味

しーすー

実は僕が寿司を自分で食べるようになったのは、つい最近のこと。
それまでは、誰にどこに連れて行かれようとも、美味しいと思ったことがありませんでした。

寿司がどうのというよりも、基本的に魚がそんなに好きではないというのが、主な理由でしょう。

ただ神保町にある鶴八の先代や、今はなき銀座にあった「きよた」の親父さんたちが握った寿司を食べてから、「あ、おいしいな・・・」って思うようになったものです。

でもそんな僕でも、子供の時に家族と一緒に寿司屋に行く、出前を取る・・・というシチュエーションはあったわけで、そんなとき近所のお寿司屋さんが助け船を出してくれたのがこの一品。


(スミマセン。話に夢中でほっといたら海苔がふやけて不味そうな写真になっちゃいました)

たんなる軍艦にうずらの生卵を落としただけのもの。

でもね、これホントにノスタルジックな味なんですよ。
だからここにくると今でもこれを最後に頼みます。

で、不思議なことに10年以上前から僕のゲストは皆ここに来たがります。
もっと美味し高級店もあるんだけど、必ずここをリクエストされます。

それはきっと、住宅街の一角にポツンとあるお寿司屋さんで、美味しいものが食べれる・・・そんな不思議なシチュエーションが魅了するのかなぁ・・・と。

〆の逸品。
でも外人部隊は絶対にこれは食べませんけどね(^_^)v
生卵なんてふつうにありえませんから・・・