「集団をまとめることがいかに難しいか」ということがある。 一つの集団に10人の構成員がいたとしたら、極言すれば、10個の異なる物の見方や価値観が存在する、と言っていいかもしれない。 人間というのは、どうしたって、自分の枠組みで物事を理解したいものなのだと思う。 このように異なる価値観をもつ個人で成り立つ集団をまとめるために、リーダーとなる人間にはどのような資質が求められるのだろうか。
これと関連して直面した問題に、「下の人間をどう使うか」ということがある。 上に立つ人間は、異なる価値観を持つ個人をうまく統合して、集団に同調させるために、下の人間をどのように扱うべきなのだろうか。
方法としては、二つあると思う。一つは、リーダーが自ら指示を下して構成員を統治していく、いわゆる「直接統治型」といわれるものである。 ここでは、構成員である個人は、リーダーの「上から下」への指示に直接従う形となる。 そして、もう一つは、リーダーが、構成員による集団自治活動を許し、構成員である個人の意見を尊重しながら集団をまとめていく、「間接統治型」である。 ここでは、教育的な配慮から、リーダーは構成員による自治活動にはなるべく介入せず、背後からそっと統治を誘導する形をとる。
「直接統治」と「間接統治」のどちらが理想的なのだろうか。 あまりに権威的になって、個人の意思がまったく尊重されないような状況は望ましいとはいえない。 しかし、あまりに個人の意思が尊重されすぎると、収拾がつかなくなってしまうこともあるだろう。 この二つのアプローチをうまく融合して、ちょうど中間をとるのがもっとも理想的なのだろう。 しかし、それは簡単なことではないと思う。 何年後かに自分がリーダーという立場になって、下の人間をまとめなければいけなくなったとき、果たして、自分は「直接統治」と「間接統治」を融合したほどよいアプローチで、下の人間をまとめて皆でproductiveな仕事をしていけるのだろうか。
これからのチーム‼︎伸び代があるチームだ‼︎楽しみ。
それと三年の副キャプテンがちょっと無茶な事しながらもお手本見せてくれたことには、感謝だな。キャプテン感謝しないとな。