2人の銅像の前に立ち、森と言うには寂しいほどの木々を見つめ、そこにいるはずのない2人のラストシーンの映像を想像する。

ただただ、冥福を祈る気持ちだった。

お初天神をあとにして、商店街を戻る。

天井から吊り下げられている『曾根崎心中』の一文。

誰が告ぐるとは曾根崎の森の下風音に聞こえ。取り伝へ貴賤群集の回向の種。未来成仏疑ひなき恋の手本となりにけり。

現代文に訳すとこんな感じです。

誰が告げることはなく、曾根崎の森の下風に乗って噂が伝えられ、広まりつづけて、身分の高下にかかわりなく大勢の人たちの回向を受けて、未来成仏疑いのない恋の手本になった。

とても切なく切なくその文字を見ていた。
そして大融寺に向けて歩きだす。

するとそこにメールが。待ち人からのメールだった。早々と御利益があったなぁと。

すると突然、お腹が空いて(笑) うどん屋さんに駆け込む(笑)

時間の都合上、ほんのちょっとの再会。6時に会社の食事会があるため一度、京都に戻らなくてはならないことを伝え、また戻ってくると言い、その場を離れて京都に。

食事会はゆったりと過ぎ、部下のKくんに『大阪に行くけど一緒に来ない?』と誘ったが振られる。(笑)

そこで春専務のみを連れて大阪市内まで行く(笑)

キタで一度、春専務と別れ、別行動を取った。

俺は彼女とのやっとの再会。短い時間だったけど、とても良い時間を過ごした。
話したいことは山ほどあるのにそれがすべて吹き飛んだ。逢えた事が単純に嬉しかった。

彼女を食事に連れて行き、楽しく話す。本当に良い時間だった。

彼女を送っていくため、春ちゃんと待ち合わせた場所に行くと携帯片手にぼけ~っと相変わらずな彼。

『ごめん。待たせたな』と言って隣にいる女性を紹介して『初めまして』と言う彼女に『あ、どうも。初めまして』と挨拶して俺の顔を見ていきなり『いや~、さっき女の子に飲みに行かない?って誘われちゃった』とご機嫌ちゃん(笑)

『断ったけどね(笑)』

いやいや、春さん。俺の隣を見てください。初めて見る人がいるでしょ?(笑)

電車の時間があるため、ゆっくり話す時間はなく歩きながら話す。

彼女は俺が社員旅行で来ていた事を知っているから春ちゃんに『今日はどこに行ったんですか?』と尋ねる。

『ん~。スチュワーデスさんがいっぱいいた~』

俺『………』

春ちゃん、やってくれたね…(笑)