delusist 光の『現実は妄想の集合体である』

delusist 光の『現実は妄想の集合体である』

delusistというロックバンドでボーカルをしている光の音楽的な日記です。

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月日が経つのが早くなったという実感のもと

株式会社CyberGraceもおかげ様で二期目を終え、明日から三期目となります。

 

特にどこかに営業を掛ける事もなく、既存のお客様および業務提携の会社様からの

口コミなどで今期もたくさんお仕事をさせて頂けた事に深く感謝を申し上げます。

 

コロナ禍もなかなか収束の糸口も見えそうで見えないといった状況の中で、

クライアント様の撮影も極端に減る時期もあったりして、2期目と同時に

少しだけ上げた自分の役員報酬を下げた方が良いかな・・・と思った数か月もありましたが、

無事に自分に給料も払いきれました(笑)

 

この2年間を振り返って今日は、お仕事の具体的なお話というより生活環境についてお話させて頂きたいと思います。

 

 

【時間的部分】

サラリーマンという立場を捨てて、独立した上で大きな理由になったのは。

自分の時間で人生の後半戦を生きたい

と思った部分がとても大きいです。

 

もちろん会社にも拠るんでしょうけど、例えば午前中だけ、もしくは午後だけで仕事が済んでしまう日もあったり

「今日暇なんだよな~誰か何か手伝いましょうか?」

みたいな感じの中で片道1時間30分を掛けての毎日の通勤と、仮に行ったとしても自分の仕事だけであれば遠隔(テレワーク)で完遂できてしまう事に疑問を持ち始めるというところがスタートでした。

往復3時間と言ったら下手したらそれだけで、その日の急ぎの仕事こなせちゃう時間だったりしますしね。

(会社としてはそのあたりにフレックスみたいな感じでも良いよと言ってくれてはいましたが

毎日きちんと出社して頑張ってる人を横目には罪悪感の方が勝ってしまってどうしてもね・・・)

もちろん社員というのはその会社(ひとつの経済圏)に属している駒であるので、個人の都合だったりよりも

「会社に出社しててナンボ」みたいなところもありますからね。

個人的な予定は土日祝に集中させたり、病院行くにもなんか頭下げて「遅れます」みたいな。

なんかそこがな~というのが、勤めていた会社云々というより、日本のサラリーマン社会に根付く滅私奉公みたいなもの。

それは個人的な意見としては美徳と思ったりもしますが、どうしても窮屈さは感じてしまうんですよね。

そこに文句あるなら自分で会社作れよ(正論)

を素で実行した感じですかね。

 

まず、生活で大きく変化した部分としては

やはりPCで作業する業務内容だと納期にもよりますが深夜まで及ぶこともあり

翌日、7時だ8時だのに起きなければならないのがサラリーマンだとあるわけで、

その時間と精神的圧迫から解放されたというのが大きくあります。

ぶっちゃけ納期(トラブル対処含めて)に成果物が上がっていればその間の時間は何してても良いわけですから。

昨日キリ良いところまでやったし、その他の案件も立て込んでないから昼ぐらいまで寝てようかな。

とか全然OKなわけです。

「今日気分乗らないし、これでやっても良いもの上がらないし、まだ日数あるから今日は休んじゃおう」とか。

(といいつつ本年度、1日フルに休めた休日的なものは多分10日もなかったですね)

 

こういう生活出来るのも多分映像関係の仕事が好きというのもあるんでしょうが

やっていて苦ではない

というところが大きいのかなと。

 

独立して間もないころ、会社の登記簿が必要になって近所の法務局にバスで向かいながら、

社用車でどこかに向かう人、忙しそうに駅に歩いている人たちを見て

「平日の昼間にあらゆるものから解放され、これから始まる自分の新たな人生」にワクワクしていた事を覚えています。

 

ちょっと本筋から話はズレますが、先日2頭いる愛犬のうちの1頭(ボーダーコリー8歳)を突然死にて失いまして・・・

その看取りや火葬にて荼毘に付すまで、自分の思うがままに時間が使えたので「独立してて良かった・・・」と心から思いました。

 

あと夜中に息抜きでやっているPUBG(PC版)のKRJPサーバーで、ハンドルネーム見知りが出来るレベルで過疎っていたので

そこから仲良くなって殺伐としたゲームなのになぜかそこでお友達も出来てオフ会してお酒酌み交わしたり、日々の生活であーだこーだ言える人間関係も出来て、そこで国際交流が出来ているのもある程度時間を自由に使えるが故かなと思ったりしています。

 

【経済的部分】

フリーランスや個人事業主の場合、入ってくるお金の出入り全てを収入として計算しますが、
私の場合は株式会社として法人化していますので毎月定額の「役員報酬」がお給料の全てとなります。
ここまではサラリーマンと何も変わりません。が、
ボーナスも役員に出す際は、特定の時期に「役員にこれだけのボーナスを払います」という届けを前もって出して、
その通りにお金を動かさないと、
・それ賞与(損金)として認められないよ→法人所得税の課税対象
・そのお金個人の所得だから税金払って→個人の所得税、翌年の市県民税への課税対象
というダブルの課税をくらってしまいますのでボーナスは出してませんw
まぁここは仕方ないですかね。
 
私の役員報酬は「代表取締役」という肩書にロマンを感じる方からすると
設定している年収(ボーナス支給なし)に対して「え?そんな少ないの?」と思われるかもしれませんが、
何が一番自分にとって大きかったかというと、自分はPCに向かっていれば幸せみたいな部分がありまして
サラリーマン時代は頂いた給料の中からパソコンのパーツを買い足したりしてたわけですが、
それが全部「経費」として計上できると、給料手付かずでPC環境を充実させる事が出来てしまうんですよね。
あと家賃や水道光熱費の一部、携帯代、車の維持費も経費になるので自分の給料の減り方がマイルドになっていきます。
もちろん一人法人なので、全てにおいて自分が稼いだお金なんですけど課税対象か否かというのは非常にでかいです。
 
自分は昔パチスロに狂っていた時期がありまして、それも「ゲームとして楽しんでいる」という事ではなくて
どうやら「金が欲しかっただけ」みたいなんですよね。
サラリーマンが給料以外のお金を手に入れるにあたり、即金で最も手っ取り早く出来てしまうのが近所にあるパチンコ屋さんだったわけで。
今月ちょっと入用だから頑張って勝たないと(機械での抽選なので頑張るもへったくれもない)とか思いながら毎回転レバオン時に「プチュン」を願ってミリオンゴッドに座るんですが、閉店間際は負けを取り戻そうとジャグラーで1000枚の差枚数にかじくりつく勝負をしてたりw
「あと1ペカで1000枚流せるから、そうしたら止められる!負けを減らせる!・・・・ペカらねえええええええ!」みたいなw
 
これも現在のメイン業務となる作業を副業としてサラリーマンと並行してやり始めた時期に卒業しました。
というのも、その毎月の副業案件がいつの間にかパチスロの勝ち分3万枚分(等価交換)に相当するようになりまして。
「元手ゼロで毎月3万枚勝てて、好きな時間に好きなだけ打てる台が家にあるんだからそれ回した方が良くね?」
と自然になりますよね。
もうパチンコ屋で過ごす時間が無駄以外の何物にでもなくなって、そのあたりからパチンコ屋さんにトイレを借りる以外で足を踏み入れる事は無くなりました。
独立直前はそれに給料が加えられた感じだったわけですが、独立するとその土台部分が「ゼロ」になるわけで
副業だけで食っていけるか?おまけに雇用保険もなくなるよ?と葛藤が始まるわけです。
ただ、この時既に給料を超えてしまっていたので
・時間も自由に使えて
・今の給料より更に稼げる可能性が高く
・その仕事のお金の出入り(会社としての出納)が自分で把握できて
・「これ儲かるんじゃね?」「面白そう」と思える事業に自分の判断で投資できる
ただこれが一時的なものでは困るので、
一年間このサイクルを続けられてそれでも持続可能そうであれば会社を作ろう!
という流れでした。
 
1年間というサイクルが短いと思われる方も大勢いらっしゃるかもしれません。
それだけの判断材料で独立なんてリスキーすぎると。
 
でも、このコロナ禍以降、どんな仕事でも1年後は本当わからないっすよ?
大成功なんてする必要なくて「食っていけるキャッシュフロー」を作れるか否かだけです。
 
まだ1年後だな、まだ1年後なだと堅実に様子を見るということは、
限りある人生、即ち「身も心も元気に労働出来る人生時間」を刻一刻と減らしているのと同等なわけです。
ダメなら会社畳んでバイトでも契約社員でも雇って頂けばいいじゃない。
ほんとそれだけの話でしかないんですよ。
むしろ、1年間で食べていけるだけのキャッシュフローを確立しつつそこにアンテナ張りながら
夢とかではなく現実的に独立出来るチャンスを逃すほうが勿体ないと考えたわけです。
ただ、これは「副業が給料を超えた」から言える事であって、あくまで生活資金のベースが
「会社からのお給料」というところにある方は、副業が給料を超えるまではひたすら自己研鑽が良いと思います。
「見込み客」はあくまで見込み客でしかなく、そこには社交辞令もあったりしますので、、、
 
冒頭にも申し上げましたが、自分の今の生活が成り立っているのはひとえに
自分の経営センスだの役員としての云々は一切関係なく、
まずはお客様と提携会社様。
そして仕事中心のサイクルを許してくれている家内のおかげに他ならない
ので、感謝感謝感謝で感謝してもしきれない感じで御座います。
 
明日から三期目を迎えるにあたり、今の生活に対する感謝と初心忘るべからずという意味を込めてある程度ぶっちゃけ話を交えて書かせて頂きました。
来期も何卒よろしくお願いいたします。

さて、前回の防音室作るぜ!という記事から1か月半たちました。

結局どうなったのかと言うと完成しました!

 

名付けて

 

「駄犬ブース1号」(会社の所有物)

 

です。

 

この類のものは先駆者の方々が詳細な制作過程を色々なところにアップしてらっしゃるので

自分のは不要かな?と思いつつ、せっかく作ったので記録に残しておきます。

 

1.設計図

なにを成すにも設計が先ず肝心です。

設計図なんて中学の頃の技術家庭以外で書いた事なかったので・・・

 

 

 

 

はい!これです!

これで自分という人間がいかに適当な人間かお分かりいただけるかと存じます。

「四方をOSBボードに遮音材と吸音材を貼って囲む」

それだけを頼りにあとは脳内設計です。

 

まーなんとかなるっしょ。

 

2.材料調達

地元のホームセンターではご時世柄木材の在庫の変動が激しく、

実際に作り始めてから資材が入手できないというのも困る為、

少々コストが嵩むのを覚悟ですべて通販で入手する作戦に。

楽天の「DIY木材センター」さんがとても親身でした!

・作ろうとしているもの

・必要な木材のパーツ類

・完成の外寸

を明記してメールで問い合わせると、

 

どの商品をどの数量買ってください。その中でカットして発送致します。

といった旨のご返信を頂けたので迷うことなく即購入出来ました!

本当にありがとうございました。

DIY木材センターさんで購入した資材は以下の通り。

 

 

当初、外面となるOSBボードが3*6判のボードを想定していたため、

それにプラス1センチの余裕を持たせる1830*920という設計図でありましたが、

問い合わせたところ「表記通り1800*900」とのことで、完成外寸も

1810*910にしました。

骨組みとなる杉の角材も向きで太さが変わるのがなんかしっくりこなかったので45㎜四方の杉の角材を選定。

即ち何かを打ち付けるのりしろ的な部分が45㎜ずつ確保できて、

シビアに設計できない、恐らく施工も出来ない自分にとってはそのぐらのマージンがあったほうが安心という目論見もありました。

その間Amazonで必要な建築金物などを物色しつつ到着を楽しみに待ちます。

 

3.いざ施行!

さて楽しみに待つこと約5日。

九州は福岡県から木材が無事到着しました。

 

到着しました!

 

 

が・・・

 

 

 

 

やべえよ。でけえよ。

西濃運輸さん本当にありがとうございました。

 

梱包も丁寧で、とりあえず玄関前で梱包を解いて設置する仕事部屋へ・・・。

まずは、設置する下に床を傷つけないようにチェアマットをひきます。

戸建てですが賃貸ですので。

 

 

さすが一枚約14㎏のOSBボード(12㎜厚)。

玄関から2Fの自室で運ぶだけで1枚おきに15分以上の休息を要するという曲者でした。

 

無事搬入も終わり、OSBボードに元から部屋にタッカーで貼ってあった「遮音シート」を引っぺがし

再利用ということでタッカーで貼っていきます。

 

 

因みに壁に貼ってあったのをはがすと、白い壁が出てきて部屋が明るくなりました!

 

結局こうなりますけどね。

 

そして骨組みとなる45㎜四方の杉の角材を組み立て、2面ほど取り付け可能になったところで

遮音シートを貼ったOSBボードを骨組みにコーススレッドで打ち込んでいきます。

 

何故骨組みを作り切ってからではないかというと、

「多分、この時点で設置場所にキメ打ちして後の作業した方が楽なんじゃね?

多分これ面付けて動かすとめっちゃ重い。うん。持たなくてもわかる。」

という理由です。

部屋を綺麗に作業部分も含めてスペース作れれば良かったし、そうすべきなんですが、

何せ設計図を見て頂いた通りかなり適当な人間なので。

 

側面3面と天井にこれまた既に以下にあるように所有していた吸音材を貼りつけています。

 

 

既に浮き始めていますが、とりあえず作業進めます。

 

 

コンセントは下部に電動ドリルで気合でコンセントの頭が入る程度の穴をあけて通してます。

 

そしてドア部分ここはさすがの適当な人間である自分も下穴を開けて作業しました。

(ってことはつまりここまで下穴作業なし。)

角材のジョイントも壁面の組み込みも強引に電動ドリルで一撃作業でした。

 

ドアに関しては下が床にくっついちゃっていると開け閉めの際に引きずってしまうのである程度の高さを持たせます。

持たせたいんですけど14Kgの重さを腕で抱えながらビス止めは無理です。

ということで登場したのが・・・

 

廃棄予定のハードディスク。これに厚紙を噛ませたりで作業時の程よい高さを稼ぎます。

 

 

 

で、ここで一つ問題が。

360度回転する抜き差し型の蝶番を用意していたのですが、肝心のドア部分の厚さが12㎜ということで

10㎜のねじを準備していたところ、予想通りと言いますか、当然ながら強度が足りな過ぎてドアがもげるという事態に。

であればドアを貫通させてボルトナットで締めちまえば良いのかな?と思いつつホムセンへ。

ホムセンに行って15㎜のボルトナットを購入してきましたが、金属部分の厚みを考慮するとドアから出てこない感じで

そこで心が折れてAmazonで25㎜を発注することにw

 

そして・・・

 

 

その作戦が功を奏し、無事そこそこ頑丈に蝶番がつきました。

 

動画はこちら

https://twitter.com/mitsu_insf/status/1498885906186797056

 

同時に一応ドア部の接面に隙間テープが当たるようにしてなるべく密閉するようにします。

 

このようなドア板の若干のたわみによって出来る隙間とかも潰します。

 

 

当初は一般家庭にあるローラーキャッチで使用時のドアを固定するつもりでしたが、

強度がお話になりませんwww

ということでまた再びホムセンに出向き「大き目のかんぬき」を購入、取り付けします。

 

 

この穴は、もう体力も気力も限界に近付いている自分。

ホムセンで「かくかくしかじかこのかんぬき使いたい柱に直接穴あけたいんだけど何が楽っすか?」

で電動ドリルで12.5φの穴を開ける刃先を選んでもらい開けました。

この時、全然刃が入っていかずに

「そうだよなぁ、そんなうまい話ないよなぁ」なんて思いながらも、それにしても全然刃が入らない。

よく見たら・・・

 

ドリルの回転向きスイッチが逆回転に・・・そりゃ入らないよ。

自分自身、もう疲れてるんだなって思いました。

んで正方向にしたとたん、PUBGのベリル並みのリコイル振動的なものが・・・

 

更に若干広めに開けつつ無事取り付け。

結果満足!なんか音楽スタジオにある上げ下げするドアノブあるじゃないですか。

締まる時、ドアが吸着するあの感じ。

あれに近いものが出来ました!やっほい!

 

一番難関だったドアの取り付けも無事完了し、完成です。

 

ブース外のメインマシンのStudio Oneを

中に持ち込んだノートPCのStudio One Remoteで操作する事を想定しており

開けた穴はXLRケーブル、イヤホン延長ケーブル、電源タップ用のみです。

 

換気に関しては、この中で作業せず、最長でも10分程度の歌だけに特化しているためハナから考慮しておりません。

この中で作業をしたりするのを想定されている場合は必ず換気を考慮して頂きたいと思います。

 

4.防音性能

 

気になる防音性能ですが、こんな感じ。

https://twitter.com/mitsu_insf/status/1499258889560539136

 

正直、数値なんてどうでもよくて「外に漏れるか漏れないか」その一点なんですよね。

幸い家内が在宅でしたので実験として玄関の外→自室の真下で待機しててもらいテスト。

 

ブースに入らず6割の発声→「むっちゃ聞こえるねえ」

ブースに入って8割からの一瞬全開発声→「全然聞こえないねえ」

 

との事で無事それなりに優秀なボーカルブースの完成となりました。

まぁ夜歌う事も無いし、ブース内でそこそこの声出してて漏れないならそれなりに安心して余計な心配をせずに歌えそうです。

実験の途中ブースのドアを閉める際慌てすぎて力が入りすぎてしまい、内側に取りつけた取っ手がもげましたが

かんぬきがあれば全然中から開け閉めできるので良しとします。

 

 

5.掛った費用

そして気になる予算ですが・・・すでに所有していたものもあったりですが、純粋にミスなく新しく購入した場合を想定します。

電動ドリルに関しては所有済みとし、12φの穴開け刃先のみ計上します。

 

チェアマット:2880円

 

 

木材:(楽天のDIY木材センターさんにて)
12ミリ OSBボード12x900x1800厚みx幅x長さ(ミリ) 価格 2,680(円)× 4(個)= 10,720(円)税込 送料別 税率10%
12ミリOSBボード12x900x900厚みx奥行x幅(ミリ)価格 1,580(円)× 1(個)= 1,580(円)税込 送料別 税率10%
杉乾燥角材 木材 (束売り)4本セット約 45x45x2000(4p)厚みx幅x長さ(ミリ)価格 3,120(円)× 2(個)= 6,240(円)税込 送料別 税率10%
*********************************************************************
送料計(税込)   5,610(円)
お支払い金額  24,150(円)

 

金具類その他:

L字金具8個セット×2:1499円

コーススレッド3.3*40㎜180本入り:448円

フラグヒンジ(蝶番)2個セット:1499円

かんぬき:380円

12φドリルピット:899円

隙間テープ:VALOMOST スキマ封神 (幅12mm x 厚さ3mm x 長さ5m, ブラック)1,390円

吸音材両面テープ:日東 ウレタンフォーム貼り合せ用両面テープNO.501L 20mmX50m 1027円

 

遮音シート:

大建工業(長さ1000㎝高さ0.12㎝幅94㎝):3250円

 

吸音材:(サウンドハウスさんにて数年前に購入)

ULTIMATE ( アルティメイト ) / UA-KIT-SBI #17800 吸音材 18枚 30cm 正方形、12,800円×2箱=25,600円

 

ここまでで・・・

 

合計63,022円です。

 

私の場合、木材を通販しました関係でその送料分がありますので自力で車でホムセンで調達できる方は

6万円を切る金額になるのではないでしょうか?

 

その他必要部品として

LEDライト:2099円

電源タップ:2399円

卓上マイクスタンド:2980円

等も必要を感じ購入したものであります。

 

6.最後に

これはしつこく付け加えておかなかれればいけないことですが、このブース。

換気がありません。

理由としては上にも書いた通り「歌に特化」しているため、この中での作業は想定しておりません。

(作業はブース外のメインマシンのDAWです)

パーッと歌って速攻出ていくみたいな感じになってますので・・・。

この中で作曲活動やミックス作業を想定した場合、換気も考慮すべきということを付け加えておきます。

 

また、これは昔からある事なのですが

「防音」という言葉に対して施行のプロと私のような素人の間に何か若干ある気がしてます。

もちろんプロとして施工されている方にとっては一口で「防音」といっても

 

・歌を小さくしたいのか

・ピアノを小さくしたいのか

・トランペットのような管楽器を小さくしたいのか

・チェロやバイオリンなどの弦楽器を小さくしたいのか

・大型スピーカーでシアター的な爆音出しつつ防音したいのか

 

そのあたりでも大分想定すべき事が変わってくると思うのです。

 

私の場合

「家の中で歌って、それが家の中に漏れていても外に出来るだけ漏らしたくない」

というコンセプトで行っておりますので、まぁこんなもんかなといった感じです。

 

プロの施行をしている方に相談される場合も、より具体的に

・何の音をどれだけ消したいのか?(漏れてていいOKライン)等

を明確にしたうえでご相談に乗って頂くのが一番かと思われます。

 

 

ただ単に「防音」といっても上記のように様々なケースが考えられますからね。

 

それに加えて私のような素人が軽い気持ちで発する「防音」という言葉に対してプロの方も多少構えてしまう

傾向があるのかなと思ったりもしています。

それはそうですよ。

それで生計を立ててらっしゃる以上、その「防音」に対する蓄積された知識とそれを実現するための技術など

一朝一夕ではそのノウハウは確立できるものではない大変なものだと思っています。

そこにプライドもあるでしょうし、それは大変ご立派で尊敬に値するプライドだと思います。

なので自分は「防音」ではなく「減音」という言葉が妥当なのかなと思ったりしている、完成後の今日この頃です。

ただ皆さん「防音」という言葉からスタートして検索したりしますからね。まぁこのアイデアは広まらない事でしょうw

 

この手のモノは何が一番肝心かというと、苦情が来ない限りは歌いたい人が

「音漏れ気にせず思い切り歌って良いんだ」

という精神的不安を取り除くためのモノであると思いますので、

各々のアイデアで各々が作成されたもので楽しんで歌えているのなら素材や施工過程などに無粋なツッコミをいれるのはどうかなとも思っています。

 

「作るぜ」から今日の完成まで見守って頂いてた方々には心より感謝申し上げます。

今回のブースは私の会社の事業の一環として「歌の宅録」という部分にスポットを当てて設備投資として設置したものではありますが、

バンドのレコーディングを始めとして、たまには「歌ってみた」的なのもネットにアップしたりして

この「駄犬ブース1号」を今後活用していけたらなと思っております。

 

長文のご拝読誠にありがとうございました。

今後、必要が生じた場合加筆等をさせていただく事もあるかと存じますが、

どこか一か所でも貴方様のお役に立てる部分がある事を願っております。

 

くぅ~これにて終r

 

 

なるほど。今日はセンター試験なんですね。

「よっしゃ!今日完璧だぜ!」の方もいらっしゃれば

「やべえ。終わった。マジ終わった。」

ってなってる方もいらっしゃるのかな。

今日はその「やっちまった」って方への向けての記事です。

 

 

自分の頃は俗に難関とよばれる私立大学は各々の試験の一発勝負で

センター試験はほぼ関係なかったのですが、

現役の頃は高校(今は落ちぶれているが当時は一応進学校のカテゴリだった)から

「全員受けろ」で私立文系に進学を希望する生徒は「意味ねーよ!」とボヤきつつ全員受験。

今はセンター試験の点数の提出でそのまま合否持っていけるところ多いんですね。ナイスぅ~。

 

で、進学校といえどもトップ校によくある「皆現役で良い大学に合格できる」高校といったわけでもなかったので、

だいたい実績として現役だと日東駒専。一浪して早慶上智を目指しつつ、叶わずMARCHといったレベルの高校。

来てる人達も早慶上智は行けたらいいけど「MARCHぐらいには入りたいし自分はそれが限界」って感じのを理解しているw

横浜市というのは公言しているので公立高校で言っちゃうと、

湘南高校に入る人は頭の良い悪いを超越して「お前人生何周目?」みたいな異次元の人。

息を吐くようにそのまま現役で東大京大一ツ橋、早慶上智にスルっと合格する感じ。

緑ヶ丘高校に行く人は「どんなクラスでいつも1、2番。あったまいいーなーこいつ」的な人。

我々といえば(今はなき)学区内で3番目の学校で一応テストで得意教科は満点とれたり総じて平均点以上だったりするので、

全教科努力すれば出来るんだろうけど、その時はそこには決して到達できない

「なかなかタイミング良く開花できないけどやれば出来る自覚と自信がある」そんな人種の人たちw

 

で、自分もご多分に漏れず「将来大卒を名乗るならMARCHぐらい入っとかねえとな」というのと

なんか渋谷の街での大学生活憧れるわ~。で某大学をターゲットに現役~1浪してたわけですよ。

 

まぁ現役の時は落ちて当たり前だったので割愛します。

・R大学入試前日、徹マンしてそのまま受験しに行って勘当されそうになった

・初めて温厚な父親から「クソガキが!」って怒鳴られた。

 

当時は子供の数も多く、今となっては就職でいうと「氷河期世代」なんて呼ばれる世代だったりするんですが

受験者、浪人者数ともに多く「浪人生を対象にした予備校」が一つのサブカルを形成するレベルで盛り上がってました。

元暴走族の古文講師。反政府デモが趣味という超左翼現代文講師。英語をオシャレに教えてくれるイケメン英語講師。

第73世 武内宿禰という現役神主さんの日本史講師。

今でもYoutube等でその講師の方々の授業の様子が見れるので、懐かしさ半分、教養半分でたまに見たりしてますけど。

(初めて「先生」と尊敬の念を込めて呼べる存在だった竹内先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。)

代々木ゼミナールの予備校のクセにわざわざ入塾テストを受けてその先生の授業が受けられるクラスというのに入りましてw

当時17歳の自分。

その超有名講師たちの授業を受けているだけで既に合格は約束されたも同然の思考に陥っちゃうんですよね。

 

当時地元の中学時代からの悪友たちも何人か浪人生で、高校はバラバラでしたが、学校に一緒に行くノリで

予備校に一緒に通うわけですよ。

 

今思えばこれが罠の始まりだったのかもしれません。

 

代ゼミはきちんと「ご子息様の浪人生活、ご報告申し上げます」みたいな感じで

・出席率

・模試の結果一覧

を定期的に親宛てに書面で送ってくれるシステムではあったんですが、

まずその出席というのが点呼じゃない。

エントランスでカードをリーダーにピッっと通すだけ。超ガバガバ。

んで正面玄関からみんなで普通にゾロゾロ入ってリーダーにピッと通して教室に散らばっていくライバル達を横目に

そのまま裏口から抜けていく。んで抜けて向かうのは、

 

モーニング(既に当たっている)のあるパチスロ店

今日は引くぞ!

なわけでして。

年号の一つでも覚えるべき時期に、自分は横浜駅周辺で朝っぱらからサボリーマンどもに紛れて

山佐ニューパルサーのリーチ目を覚える

ことに明け暮れていたわけです。

 

そもそもこの時期、高校の頃組んでいたバンドも

「全員進学希望」

ということで休止ではなく「解散」という道を選んでそれぞれ次の目標に集中してたはずなんですよ。

 

そんな生活をしてるんだから偏差値ダダ下がりだろ?って感じですが、それがそうではなかったのが恐らく

第二の罠だったのかもしれません。

 

結論から言うと、偏差値的にはそれなりにあって選択科目として選んだ日本史が唯一苦手科目になってたわけでして。

(暗記本当にダメ)

どちらかというと偏差値を上げるというよりは「本番までこれをキープできるか否か」というところがカギになってたわけです。

東大入りたいわけではない。MARCH行けりゃ御の字だと思ってたレベルであれば、ここまであれば当日次第なわけですから。

当時の難関私立文系は「英語と国語が抜けていれば何とかなる」

という変な神話(俺からしたら都市伝説でしかなかった)がありまして、実際合格者の経験談でもその話で溢れかえっておりました。

 

まぁそうなると舐めプにもなりますわな。

本当は不得意だった日本史を得意教科にしなければいけないところだったんですが、その神話を「逃げ」というか

「日本史出来なくても大丈夫」とかいう訳の分からない理屈を英語と国語に押し付けてポジティブ思考になっていたわけですな。

 

一浪の末、、、結果・・・。

 

MARCH再び全滅

といっても実際受けたのはオシャレな都内ミッション系大学に憧れていたのでARと記念受験(早慶上智のどれか。藤沢にある)のみ。

受験の際、内申書(高校の成績表)を再度発行してもらうために母校に行くわけですが、

その時の担任に

「この願書貰って行ってくれないか」と某大学の願書セットを渡されたんです。

「え~タダでも要らないっす」

「もちろんタダ。大学から毎年支給されるんだけどあまりにも捌けが悪いと翌年から貰えなくなるんだよ。模試代わりでもいいぞ」

「まぁそういう事なら」

ということで、その願書を頂いて模試代わりに受けることに。

幸いにも、そこには合格しておりまして。

 

ただ、この大学。

現役生時代に担任から

「この大学だったらお前さえよければ推薦やるけど?」

「いやいいっす」

「だよなぁ」

で後ろ足で砂掛けてた大学だったんですよねw

 

実際、希望大学に入れなければ今度は世間の目を加味して早慶上智をターゲットにして二浪するつもりでいたのも事実でしたし、

「合格してもいかない大学を受験しても意味ない」という謎のポリシーのもと、日東駒専すら受けてなかったんです。

「お前浪人生としてそれおかしい」

と周りからは言われましたが

「大学に行く」のではなく「その大学に行く」のが目的だったので。

 

でもね。

「一校・・・俺を受け入れてくれる大学があるのか。。。ほぅ。」

になりまして。

 

なんか疲れちゃったんですよ。

日本史だってラストの追い込みでそこそこまで到達できたんです。

最終的には:国語(現代文/古文/漢文)72 英語68 日本史62。

これで補欠にも引っかからず落ちるなら来年も受かる気がしない。

俺は疲れた。俺は受験生を辞めるぞ!ジョジ〇ーーッ!

って。

親から「もう一年だけなら」って言って貰えたけどもういいやって。お金より時間が勿体ないやって。

 

さーせん!散々ボロクソ言ってしまいましたが、入学させて頂いてよろしいですか?フヒッ

みたいな感じで

関東学院大学入学

を持ちまして我が人生における受験というイベントは終了したわけです。

 

この時担任の先生から電話頂きまして、

「皆一浪して思い思いの大学にそれなりに合格してるからお前の事心配になってさ。

〇〇は早稲田受かったし、〇〇も明治。お前にやる気があればもう一年・・・」

みたいな話でしたが当時は

「そんな電話掛けて来るならなぜあの時、関東学院の願書を俺に渡したよ」

って気持ちでしたねw

今となっては先生としては良かれと思って、気に掛けて頂いてた証拠の電話だと思います。

ありがとうございました。

 

でね。

 

今回のブログの本題はここからなんですわ。

うそ・・・だろ?

 

これから本格的に本番が始まる受験シーズンにおいて、

希望通りの学校に進学できた方もいれば、自分のように完膚なきまでに叩きのめされる方もいらっしゃるわけでして。

うん。若い自分にとって「初めて世の中と丸裸で対峙して味わった挫折感。敗北感。」だったと今でも思います。

入学式に期が及んでも周り見渡して

「え?この人たちと四年間過ごすの?なんか属性相当違くないっすか?」

って正直思ったんですわ。

だって今でいうパリピ系男子がお姉ちゃんに「キャワウィーネッ!ネッ!」

みたいな感じのが所々から聞こえてナンパとかし始めてる空気だし。

今は取り壊されてしまいましたが、横浜文化体育館での入学式。

駅から「関東学院大学入学式会場はこちら」みたいな感じで看板が出てて

「あの人、関東学院大学の生徒よ(ヒソヒソ」なんて白い目で見られてるんじゃないかと変に疑心暗鬼になってみたりw

 

でもね。でもですよ。

結論から言うと。

 

入ってみたら四年間楽しかった

んですよ。

意外とね。

結構、行きたいところあったけど落ちちゃって・・・。

みたいな人がたくさんいる。

たくさんいて傷舐め合ってる。

 

別に傷舐め合ったっていいじゃない。何が悪いの?

お互い傷ついた兵士たちが次の目標を見つけるまでのしばしの休息みたいなもんだし。

 

んで落ち込むにしても同じ境遇の人たちが意外とたくさんいて、

「俺だけじゃないんだな。そんな中でいつまでもクヨクヨしてたら逆にみっともない」って思うようになる。

 

価値観の似ている友達だって当然できる

 

で、生活基盤が「バンド」になっていたので学内で何か熱中するものがあったわけではなかったし、

経済学部だったけどゼミで入った哲学の「ジェンダー論」が面白かったぐらいで

この大学で良かったってのは

「必修科目を除く殆どの授業で出席とらない」

「テストは論述のみ(持ち込み可)」

自由奔放な4年間を手に入れられた

ということが唯一であり最大の有意義さであったと思うのです。

 

今思うと結構ダラダラバンドとバイトに明け暮れて学業という意味では4年間無駄に過ごしたかもというのはあるけど、

その人生上における多感な時期に「無駄に過ごせる4年間」

てのがものすごくでかいんです。

バイトに明け暮れるもよし、遊びまくるもよし。

酒で失敗して世の中に迷惑掛けるのもまぁたまにはよし。

(そこで学んでね。大人になると法律云々でない部分で許してくれない事の方が多いよ)

ある意味4年もの間「学生」という特権身分で世の中を俯瞰することが出来るんですよ。

これはでかい。

 

確かに、自分のように昔の受験の事に後ろ髪をひかれている部分もあるわけで

そのとき「人生上で達成できなかったこと」に対するコンプレックスってのはこの歳になっても心にくすぶり続けます。

 

実際いざ世の中に出ても、全く同じ事言っているのに

早稲田大学出てる人間に対しては「さすが!すばらしい!」という反応であるのに我々だと「は?何言ってるのお前?」

みたいなリアクションの違いを目の当たりにしてしまいキレそうになる事だってある。

 

でも、そういった事を差っ引いても

もし希望する大学でなかったとしても、行ける機会が与えられたのなら是非、その大学に行って欲しい。

行ってみて合わなかったら辞めるなり仮面浪人すればいいと思う。

多分自分が「いやーここだったらいいや」で大学生という身分を得るチャンスを当時捨てていたら

今頃かなり大きな後悔をしていると思う。

大学生として過ごす四年間にはそれだけの価値がある。

 

おじさんはそう思うのです。

 

受験の事をほろ苦い想い出としながらも今、充実した毎日と人生を送れているおじさんがハッキリ言います。

 

あなたの人生上これから得るであろう幸せは、希望の大学の合否という通過点においてはさほど変わる事はない。

長期的な目的があるのであればそのルートを変えればそれで済む話であるし所詮それだけの事。

「幸せ」というのはその着地点を他人との比較によらない自身の中に見出してこそ初めて感じる事が出来るものである。

他人への「優越感」または「劣等感」を「幸せ」の本質と混同するのは他人と自分への愚弄でしかない。

 

 

 

人生の通過点は決して着地点ではない。

 

と。

 

あ。教職課程を教授ではなくて教務課の一般職員の方と喧嘩して教育実習の申込を辞めてしまって、

当然教員免許(高校の社会科)取れなかったのも後悔してます。

ちゃんと夜間授業に出席したりして単位取ってたのに・・・。

 

 

 

 

 
「防音室が欲しい」

その願いを持ち始めて早20年。

 

実家の建て直しの際に、土地の有効活用の為に住居空間に加えて賃貸アパートを併設することに。

積〇ハウスのシャー〇ゾンというそれなりに防音に関しては定評のある建物にした挙句に、

自室の壁にはグラスウールを埋め込んで貰ったり、窓を二重ガラスにして貰ったりしたんですが、

部屋で全開で歌うと外ではやっぱりそれなりに聞こえてしまう。

 
なんとかしたいもんだと思いながらもそして月日は流れてそんな自分も結婚して、
実家を出て一軒家を賃貸して住んでいるんですが、築35年なので防音とか全然。
 
引っ越しの際に実家から持ってきた吸音材を使いまわす前に
泣く子も黙るこの遮音シートを壁に貼って、その上から
こちらの吸音材を貼ってはいるんですが。
 
正直言います。
 
 
気休めにすらなってねえ
状態なんですよ。
 
当たり前です。
 
壁に全面張りはしてないし窓ガラスはそのままだし。
 
「俺こういうことやってるんスよ」
っていうバエにしかなってない。アガるけど。
 
オマケに建築用のそれなりのクソ高い両面テープで貼ってはいますが、浮いて剥がれてくる。
 
 
 

こんな感じで。

剥がれてるのは右側(直せよ)

 

そんなに声を張らなくて良い通常喋りのストリーマーさんの後ろに映ってるのみたいでカッコイイぐらいしか威力を発揮してません。

 

「外に自分の歌声が漏れてるかも」

という不安はかなり歌うたいに関しては精神的瑕疵要素になるんですよ。

「え?そもそも聞いてもらうものを歌ってるんだからよくね?」

という強靭なハートは持ち合わせていませんでして、

もし漏れていたとしたら「近所迷惑で申し訳ない」と同じくらいの濃度で

 

恥ずかしい///

って心がなっちゃうんですよ。

 

やめちまえ

 

 

 

ただバンドもそろそろ再開させたいし、まだ未収録の曲で音源も作りたいし。

 

自分、歌の練習とか仮歌入れる際は600円/1hあたりで個人スタジオで入る事も多かったんですが、

入るとなると最低3時間から。長い日は5時間とか入ってみたり。

ノートパソコン持ち込んでオーディオインターフェイス繋げて、コンデンサーマイク繋げて・・・。

 

さぁ!

 

ってなったときに

 

「なんか今日違う」

と自分の精神が我儘抜かしやがることもあったり。。。

そんなこんなで作業が進まない事もしばしば。

1時間で切り上げて時間分払って帰るなんてザラにありましたわ。

 

でもいつでも使える防音室が傍らにあったら色んな事やってみたいなと。

バンドの仮歌、レコーディングはもちろん

今はYoutubeで色々著作権クリアしているカラオケ音源もあったりで「歌ってみた」なんてやってみたり。

「よーもにー」をきちんと残しておきたいしw

 

そうだ。

俺音楽を「楽しんで」やってた時期なんてほとんどなかったじゃん。

 

3歳の頃、物心ついたころには既にピアノの前に座らされてた自分。

毎週のレッスンで課題を全くやってなくて先生に怒られるのがイヤでトボトボ教室まで歩いたり。

そんなところから音楽人生はスタートし、

「ピアノが弾ける男の子はカッコイイ」という幻想に周りからも持ち上げられて

中学~高校までは合唱コンクールは毎回伴奏者。(歌いたかった)

本番前は飯が喉を通らないどころか吐きそうだったし、別のクラスの子が間違えて伴奏止まっちゃって

その場で泣き出し「俺もヤバいかもしれない」という心えぐられるようなプレッシャー。

お前ずっと音楽やってたんだから当然音楽で食っていくんだろ?という周りの変な目。

地方局でしたがテレビに出して頂いたり、CS放送のバラエティ番組でマンスリーテーマ使って頂いたりとか。

でも食っていけるレベルには程遠い立ち位置。

借金だって作った。

いつしか「もうバンドなんてやりたくないよパトラッシュ」状態からサラリーマンへ。

そんな音楽人生。

 

でも今は幸い、時間に関してはある程度自分でコントロール出来る仕事になっている。

ならば残りの人生で音楽を楽しみたい。

そう思うようになりまして。。。

 

でも自分で作るの大変そうだし、多少金額張っても・・・と物色した結果。

某音楽メーカーのすげえいいやつ→予算オーバーすぎwwww

段ボール製の箱だけのアレ→プラスで色々内装やって使えるレベルになる「ガワ」だけで10万弱・・・うーん・・・ないな。

プラ段製のそこそこのやつ→買ってしまおうかと思いましたが20万。20万。。。にじゅうまん。。。プラ段製・・・うーん。20万。

 

あのね、完全防音でなくて良いんです。

部屋の中で歌ってるのが家の中ではそれなりに聞こえるけど、家の外からは「ほぼ聞こえない」これで十分。

そこに20万掛けるのはさすがにちょっと抵抗があったので・・・。

 

であれば、

何か、木製でガワだけ作って今壁に張ってある遮音シート(使ってないロール状で保管している部分を含めて)、と吸音材を

使いまわせば巷にある簡易防音室みたいの作れるんじゃね?

と思いまして。。。

思い立ったが吉日的なところがある自分としては早速ホムセンに材料を見に行ってきたのですが、

そのあたりの事は序章ではなく「その1」的な感じで次回以降連載していければと思います。

 

まぁどうせならブログのネタにもなるだろうしね。

 

既に完成品というか「で、実際防音室どう作るの?」「作った防音室の効果は?」みたいなのを探してる方が殆どだと思いますし、

今回は精神論的な内容で申し訳ないのですが、恐らく2か月後とかにもう一度覗いて頂ければ完結し、次のステップに移っているかと思われますので、長い目で見守っててやってください。

さて、会社を出て早1年強経ったわけですがサラリーマン時代から今日に至るまで思っていたことを、

昨日、打ち合わせの中でも出てきた話題だったりしたので書いておこうかなと。

誰か特定の人の話ではなく、世間一般的な話として

 

結論から言うと、自分

社長というのを自ら会社外(関係ない場所)に持ち出してくる人間が生理的にダメです

 

社長に限らず企業内での肩書もそうなるのかな。

例えばSNSのプロフィールにさらっと役職が書いてあったり、Twitterなどで「ならではのつぶやき」だったり、

仕事やその方の従事している業界等の話の延長で「あぁ社長さんなんですね」というのは良いと思うんですが、

なんか二言目にへりくだるニュアンスではなく聞かれてもいないのにマウント的に

「自分社長なんす(ドヤァ」

みたいな感じで言う人間が本当にダメ。

 

お前、所詮一人法人で人雇ったり、組織を形成してない分際で偉そうな事言うんじゃないよ!

 

って思われるかもしれませんし、それはその気苦労を知らないという意味では同意します。

けどね、一人でやるのも誰かを雇用してやるのも別に今の時代にキャッシュフローを形成するにあたっての

腐るほどあるビジネスモデルの一つの話でしかなく、その金額を大きくするかしないかで

現状において人を雇う雇わないの選択肢があってそれを選んだか選ばなかったかの話だけでしかないんですよね。

好きで選んどいて勝手に偉くなった気でいるってのはナンセンスだし、その奢りって確実に他人に伝わるんですよ。

だいたいそういう社長さんに限って、世間一般の経営者共通で持つべきマインドの部分ではなくて

こちらには当てはまらないそちらの異業種のビジネスモデルに無理やりこちらを当てはめて

「それではダメだ」とか上からドヤ顔で言い始める。笑っちゃう。

無知のさらけ出しです。

 

社長って立場はあくまで、その会社の代表でありその組織内ではトップかもしれませんが、

一歩外に出ると単なるオジサン、オバサン(オニーチャン、オネーチャン、もしくはまた違うのかもしれないけど)なんですよ。

「社長だから何?お前らとは違うんだから気を遣えって言いたいの?」みたいな感覚になります。

別にお前から給料貰ってないし、下手したら見下してた人の会社がその人に仕事出してたとか、

むしろその会社のサービスをお金を払って買ってくださっているエンドユーザー様に対してマウント取ってるケースだってある。

 

代表取締役とか社長っていうのは自分で権限を持って色々な事をするための「手段」であったはずなのに

いつの間にか「目的」「着地点」になっちゃってて何故かそこで他人様より偉くなってると勘違いしてるのが意外と多いよなぁと。

(あくまで自分みたいな零細企業や中小企業といった規模での話ね。大企業となると仕事出来る&派閥争いに勝つほどの強者なのでちょっと話が変わってくる。)

本当に嫌らしい奴だと、社長同士の中で

「こいつの会社の規模は自分より上か下か」

の品定めすらしてくる。

いやある意味もちろんそれはしますよ?

した上で「お付き合い頂く」のか「一緒に協力し合って頑張りましょう(儲けましょう)!」になるのかの違いはあるけど

何故かその規模を人間のランク(?)に置き換えて態度変える奴とかはもうなんつーか。。。

 

勿論サラリーマンの方と経営する人ってモノの見方や方法論における重点ポイントもあるポイントを境に変わってくるので

同じ席で話をしてて真逆の価値観の事を言ったりも出てくるかもしれませんが。

そこでその違いを「価値観や立場の違い」でしっかり話が出来るのか

「従業員の分際で」になってしまうのかはその人の資質次第ですかね。

少なくとも言葉に出さなくとも後者のパターンは伝わってしまうのでそういう人の下では働きたくないですね。

仮に思ってたとしても、そこを完全に隠して前者のようなスタンスで話が展開できると凄いなと思いますし、

むしろそうではなくてはならないなと。

 

少し話が逸れましたが、

近い将来をちゃんとビジョンとして持っていてそれに向かっている社長さんは腰が低いというか

「自分が偉くない事」「まだまだである事」をキチンと理解して取引外においても人と接する事が出来る。

「俺は社長だ」言い始めたらその人の資質と商売上の引き出しはそこまで。

って判断してます。

 

自分ごときにそう判断されたりしたところで、その世界にいる方には何の痛手もないのかもしれませんが、

一応今後の自分に対する戒めを含めて書き残しておこうと思いました。