今日5日目は
「戦場の月(Give me one drink, just before I go)」の説明です。
この曲は、今回のアルバムの中で一番のオススメです。
(自分で作曲しておいて何なんですけど、かなり良いです!!)
是非一度試聴してみて下さい!(↓から試聴が出来ます)
http://www.deltabluesproject.com/store.htm5.戦場の月(Give me one drink, just before I go)
ちょうど一年程前の夜に、月明かりの下で酒を一杯やりながら満月を眺めている時に出来たインストの曲です。
ホロ酔い気分で満月を見ていたら突然、頭の中にメロディーが流れてきて、急いで譜面に書いたのがこの曲になりました。
その勢いで、その時見ていた「満月」の絵も曲の下の方に描いています。
(絵を描くのが好きなので...結構、いい感じで描けたと思うんですけど...今までバンドのメンバー3人しか見たことは無い幻の一品です。)
そういう訳で、オリジナルの譜面には「メロディー」と「満月の絵」が描いてあります。
(どうでもいい事なんですけど...僕は、こういう「どうでもいい事」が大切だと思うのです。)
曲のイメージは、
≪昔々、時は「戦国時代」、明日の戦いを控えた満月の夜に、
「侍」が草原に腰を下ろし、せつなくも美しい「満月」を見ながら、
最後になるかもしれない酒を一杯ひっかけている。≫
そしてこの曲には、
『歴史は何度も繰り返し、ここ何年かも世界各地でまた戦争が起きています。
その結果、憎しみあったり、殺しあったりと悲惨な現実に直面しているけど、
敵味方関係なくその夜に浮かぶ月を見れば「美しく」、
「地球上に1つだけの月」なのです。
だから、「銃」なんて手に持たずに「酒」でも手に持って仲良くしようよ!』
という「無言での平和のメッセージ」が込められてます。
この曲でのTAKEZOO(Gt)のアドリブは圧巻です。情緒的で素晴らしい!
MITSUのテーマからTAKEZOOのアドリブにいきそしてテーマに行き着くという流れが、
「戦国時代、明日の戦いを控えた満月の夜に揺れ動く「侍」の心境」を表現しています。