ボクは、よくお腹をこわす。
先週は、モツ鍋を食べてお腹をこわし、今週はインドカレーを食べてお腹をこわした・・・。
基本的に、ボクの胃袋はかなり弱いらしい・・・。
昔、初めて上京したときに「定食屋の水」でお腹をこわしたのを皮切りに、
NYでの最初の半年間くらいは毎日お腹をくだしていた。
そのうちに、ある食べ物のコンビネーションを食べるとくだる事も判明し(朝ゴハンに食べる「コーヒーとタマゴとチーズ」の黄金トリオ)、徐々にコーヒーとベーグルを食べるとか自分の食生活を修正してきた。
そんな事だから、行った事がない海外などに行くと必ずといっていいほどお腹がくだる。
軟弱な胃袋めっ!
こないだ、なぜこんなにも胃袋が弱いのかお酒を呑みながら考えてみた。
ボクの田舎では「うーめん(温麺)」というのが特産品なのである。
どんなものかというと、「うどんよりも細くて、そうめんよりもちょっと太い麺」なのである。
この「うーめん」の起源を探ると、昔々、お坊さんが一ヶ月の断食の修行を終えた後に、最初に食するのがこの「うーめん」とのことらしい。
だから油がほとんど使われてなく、ものスゴーーーーーく胃袋に優しいのです。
その「うーめん」を、ボクは小さい頃から夏は「冷やしうーめん」冬は「温かいうーめん」とイヤというほど食べさせられてきたのです。
(大人になるまで「そーめん」の存在すら知らなかったくらい、「うーめん文化」が幅をきかせている)
要は、ボクの胃袋は非常に過保護に育てられてきたわけなのです。
そんな事だから、「異文化」に遭遇するたびにボクの胃袋は叩きのめされる。
それでも立ち上がって、立ち上がって、胃袋は強くなってきたはずなのに・・・。
先週も今週も敗北した・・・。
がんばれボクの胃袋!
何度でも「異文化」に立ち向かうんだ!
それにしても、鋼鉄の胃袋が羨ましい・・・。