病院の生活というのは、
6時に電気がつき起床。
7時半頃、朝食。
10時、血圧、体温チェック。及び、点滴。
12時、昼食
14時、血圧、体温チェック。
17時、血圧、体温チェック。及び、点滴。
18時半、夕食、
21時半、消灯。就寝。
というような流れである。
入院生活が一週間も経つと、このサイクルが体に刻まれてくる。
太陽と共に起きて、月と共に寝る。
これが意外と気分がいい。
しかも、体力も落ちているので、全ての動作がゆっくりになる。
時間もゆっくり流れているので、体のスピードと時の流れの波がシンクロしてくる。
思考も、その波にシンクロして流れる。
東京の時間は世界でもかなり流れが速い、というのは誰でも感じることだと思うけど、それが本当に異常で、歪んでいると感じてくる。
東京という時間は、異常に流れが速すぎる。
それに合わせようとして、人間の体は壊れていっているのではないだろうか?
最近、特に多い自律神経障害、うつ病など。
昼間、ベッドに横になりながら、ふと思った。
痛み以外のことを考えられるようになってきた、というのは良いことだ。