
警官に止められるのは、別に僕としては慣れているのでどうってことがないけど、なんだか、自由の無い世の中になってきている感じがしたね~。
確かに、新橋に以前はたくさんストリートミュージシャンがいたけど、独りもいなかったのは寂しい感じがしたよ。
聞いたら、SL広場が新しくリニューアルしたからなんだって。そこの管轄が変わって、今は、新橋駅前の交番の管轄になったらしい。(以前は違ったみたい)だから、新橋駅前ではもう演奏が出来なくなったんだって。
なんだかな~。自分らの管轄になって面倒を起こされるとやっかいだから、その前に潰しちゃえっていう、お役所警官根性がまるみえだね~。
まあ、ストリートミュージシャンをうるさいと思う人も中にはいるとおもうけど、所詮新橋なんて繁華街なんだから、基本的に週末の夜はガヤガヤうるさいのにね。
近くに住宅があるわけでもないのに。
こんな事ばっかりしてるから、東京が面白くない街になっていくんだよな~。
都庁が、ストリートミュージシャンに許可書を与えて場所を提供しているって言うけど、所詮、お役所シゴトの形だけで、ツテがあるミュージシャンが優先で手に入れて、ちっとも面白くないし。。
僕もNYから帰ってきたばっかりのときに、オーディションを受けたけど、まず、オーディションを受けるまでがめんどくさいし、実際、オーディションを受けにいったら、わけのわかんない審査員がふんぞり返っているだけだったからな。
ホントに、彼らはちゃんと聞いてるのかね~?
結果を聞いたら、「また来年挑戦してください」だって。。。
こちとら、NYの地下鉄で「MUSIC UNDER NEW YORK」の許可書で4年間も演奏してたんじゃっ、ていう話よ。
それを言ったら「NYはNY。東京は東京だって。」
バカバカしくて、これ以上話す気がなくなったのを覚えてるな~。
まあ、いろいろと愚痴的なネガティブなことを書いたけど、実際、新橋に飲みにきている人達は、僕の演奏を楽しんでくれたのは嬉しかったね~。
最近、ストリートで演奏しているミュージシャンが少なくなって寂しいっていう人もいたし。
なんだかんだいったって、楽しんでくれる人がいて、チップも入れば、ストリートミュージシャンはいなくならないんだろうな~。
実際、僕らはズル賢いからね。
なぜなら、その夜、警官に止められた後、止めたフリをして、15分後にまた新橋の夜にBLUESが響き渡ったとさ。
めでたし、めでたし♪