NHKEテレの番組「バリバラ」は、「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとってのバリア”をなくすのが目的で、笑いの要素を織り交ぜ、当事者たちが発信する番組であるようである。

 番組の目的、趣旨は立派であるが、5月2日に放映されたものは、視聴していて反吐が出そうなくらい悪質な内容であった。バラバラ国の「滑稽中継」というのがあり、そこに額に大きな虻を張り付けた「虻総理大臣」と口を不自然に曲げた「不愛想太郎大臣」が出てきて、意味不明の質疑を行うのである。

 明らかに実在の総理大臣、財務大臣を連想させることを意図しており、民主的な手続きで選ばれた政府高官をこのような形で蔑んでよいのかと思わせる演出であった。この番組を視聴した大部分の国民は、現職の総理大臣、財務大臣を支持しない人を含め、不愉快に感じたはずであり、マイノリティーの人たちにとってもマイナスの効果しか生まないように思われた。

 言論の自由、放送の自由は尊重されなければならないが、これが公共放送のNHKがすることかと思い、この文章をしたためた次第である。