イイ女は・・・やっぱりイイ女 | 真面目に遊んで飯を喰う(2nd season)
GWを眼の前にして、
少しでも生活水準を上げるべく
『拘り』という中途半端な箍を取り外して
声の掛かるオファーの全ての仕事を片っ端からやっつけている。

真面目に遊んで飯を喰う。というよりも
真面目に遊ぶために…。という状況と言って過言ではない。

それでもやっぱり
基軸が『遊び』であり、楽しむためなものだから
優先順位は『やりたいこと』を前倒しにしたりするから
まだまだ危機感を感じない愚かさは残ってる。



そんなわけで土日を
決して仕事とは言えないほど優雅に過ごす。

$真面目に遊んで飯を喰う(2nd season)

先に言っておくが
このブログが“艶っぽさ”が欠けるという理由で
たまには“いかがわしい”内容にシフトしたわけじゃない。

写真だけ見ると
若干、ゴージャスな「休憩○○○○円」みたいなトコロに見えるが
そう言う訳じゃない。

枕は2つを重ねて寝る位が私には丁度いいから・・・。




先月のドライブの帰りに立ち寄った
箱根のストライクゾーンど真ん中な『温泉宿の女将』から

「何かのご縁ですから、サイトにリニューアルをお願い!」
なんて艶っぽくオファーが有ったものだから、
急遽、箱根まで遠征してきた。


先日、
世の中が閉塞感でむせかえる時に立ち寄った際と言えば、
宿を1棟借りしたかのような状態だったが、
今回の旅では 週末からのロマンスカーが再開したことも手伝い、
一般客の予約率も上々らしく

女将の顔も半ばやけっぱちな 引き攣り笑顔とは違い
今回のその笑顔には純真な美しい聡明さを放つ。



本当なら
サイトコンセプトの設計で
少なくとも5時間程度の打ち合わせ時間を要するが
多忙な温泉宿の女将にまとめて5時間なんて余裕は有るはずも無く、

土曜の午後16時到着から食事時間までを付近の自然散策に時間を費やし、
夕食のお持て成しを受け、ゆったり温泉で寛いだ後の24時からの約30分。

翌日、
朝食が終わりチェックアウトの11時過ぎからの1時間。
少し時間を置いて13時過ぎからの30分。

そしてこの日は
空き時間を北関東及び東北から逃れて来た方々と時間を共にする。
私の知る限りで5家族で15人程度。


未だ 再会できない家族親族が居ながらも

「でもね!眼の前の今日明日を見るしかないんですよ。」
と気丈に振る舞う若い母親の傍らで
宿の若い女性従業員と無邪気に戯れる子供の姿が痛々しい。

やはり,私の口から気の利いた言葉の用意はない。
口を開けば、別なモノが出ることも分かったし…。



どうやら
ビジュアルのイイ女の女将は
私の『イイ女感知アンテナ』が振り切れるほど
異常に反応するだけのイイ女であることは間違いないようで
その地方からの人達を自腹で受け入れてるらしい

その心意気に心打たれないはずも無い。


考えてみれば
ほとんどが電話で済んだ。であろう内容の確認作業だけだったが
女将の『イイ女度』を知るには絶好の機会となった訳で。


帰り際に
「請求書送って下さいね!」と言われても

流石にいつものような『ぼったくり請求書』なんて出せるはずも無い。
ついつい項目ごとの単価を異常に低く設定してしまう。


義理と人情。



サイト制作費用 - 2泊3日のお持て成し = 帰りのお弁当代+お土産代


損はしないが
生活水準が向上するはずがない。




しかし

心の中は
自己満足的な『豊かさ』で溢れてるますから。


世の中 まだまだ捨てたものじゃない。


これから
イイ女な女将からの紹介で
観光協会に立ち寄って広島に帰る。