料理レシピサイトを運営するクックパッドで、経営陣を巡る混乱が生じましたね。22日に創業者の佐野陽光取締役の執行役を解任したばかりなのに、2日後には復帰とのこと。併せて穐田誉輝社長が取締役兼執行役に退き、取締役兼執行役の岩田林平氏が同日付で後任の社長に昇格。

海外戦略による多角化を進めたい佐野氏と食にこだわらない日本国内での多角化を進めたい穐田氏の対立が根本と聞きましたが、佐野氏が当初提案していた社長に復帰しないのは、落としどころの模索と感じましたが、穐田氏も取締役として残るというのには、将来の退任という悪いニュースの可能性を残した点でやや違和感を覚えました。

株価は25日は前日終値から-285円(-13.42%)の1,839円と大きく下げました。週明けどうなるか注目です。

今回の内紛で思い出したのが、2004年のエイベックスでの内紛。クックパッド同様、社長の依田氏と経営方針の対立(この時も経営多角化の在り方の対立だったと記憶しています)から、創業者の松浦氏と千葉氏の退社が発表されると株価はストップ安に。同日、所属アーティストの浜崎あゆみが松浦氏の支持とエイベックスからの移籍を表明をはじめ、EXILEのHIRO等も松浦氏支持を表明。

すると、翌朝にはエイベックスが松浦勝人氏と千葉龍平氏の復帰内定を発表し、株価は急反発。

同日夜には対立していた依田社長兼会長の退任(これが松浦氏と千葉氏の復帰の条件だったとのこと)が発表され、松浦氏側の勝利。創業者(+所属アーティスト)は強かった。

もっとも、その後、依田氏は音楽業界からは退きましたが、映画の世界では洋画を中心に大きな存在感を維持されていますので、大した方ではありますが。